【採用情報】スタッフインタビュー#06
- On 2019年9月19日
- スタッフインタビュー
プロフィール
松田 共代(まつだ ともよ):
新卒で教育系の大手出版社に入社。情報誌編集、ダイレクトメールの企画・制作などに従事。今春、Webメディアの編集に挑戦するべくハーチに入社。音楽(主にクラシック)が趣味で、小学校1年生と3歳の2児の母。
限られた時間でも、新しく面白い仕事に挑戦し続けたい
アメリカ生活での経験から、海外に向けて日本のことを発信したいと思うように
教育系の会社に新卒で入社し、情報誌やダイレクトメールなどの紙媒体の企画・編集を主に担当していました。上司や先輩、同期など人間関係に恵まれ、忙しいながらも充実した日々でした。もともと雑誌や情報誌が好きで、人生の節目に読んだ記事から大きな影響を受けたので、自分自身も「少しでも読者の記憶に残るモノづくりを」と思い、仕事に打ち込みました。子どもの頃に好きな遊びは「絵本作り」だったので、センスや才能はさておき、打ち込みやすいものだったのだと思います。
前職での育休中に夫が留学することになり、一年間ほど家族でアメリカ・ノースカロライナ州での生活を経験しました。住んでいたのは大学キャンパス内の寮ですが、まわりはトウモロコシ畑が広がる田舎です。東京での便利な生活とは違い、最初は思うようにいかずに戸惑うこともありました。でもそんなとき、日本人の友達はもちろん、子どものプリスクールの先生や保護者たち、無料で英会話を教えてくれるコミュニティのボランティアの方などが本当に優しく積極的に支えてくれました。また、ノースカロライナは様々な国から学生とその家族が集まる大学都市だったので、世界中のいろいろな文化に触れる楽しさも知りましたし、自分自身が日本の文化をプレゼンしたり、プリスクールで折り紙を教えたりすることで、日本のことを発信する面白さも知りました。そのような経験から、帰国後も、海外から日本に来る人を助けたい、海外の人に日本のことを伝えたい、という気持ちがありました。
紙もWebも、誰かに何かを伝えようとする仕事の基本は同じ
ハーチでは、英語学習法のメディアEnglish Hub、社会をもっとよくする世界のアイデアマガジンIDEAS FOR GOOD、日本のソーシャルグッドを英語で海外に発信するメディアZenbirdなど、様々なメディアの記事制作・編集を担当しています。企業や団体、個人の方、イベントなどの取材にもよく行かせてもらっています。自分が取材したり調べたりして得た情報を、読者のニーズに合わせてわかりやすく伝えるのは難しいですが、とてもやりがいがあります。
もともとWebの仕事には興味を持っていたのですが、未経験だったため、紙媒体からの転身にはかなり不安を持っていました。でも、社内のメンバーにいろいろ教えてもらいながら取り組んでみると、紙でもWebでも、誰かに何かを伝えようとする仕事の考え方は基本的には同じということに気づきました。もちろん紙とWebで異なる部分もあって、紙媒体では誌面レイアウト上の目の流れを強く意識して制作をしていましたが、Webはタイトルと見出しの立て方が重要となるため、感覚的にはより文字だけで勝負している感じがします。そんな違いも面白いです。もしWeb経験がなく、IT業界へのチャレンジに不安を感じている編集者がいたら、紙での編集経験は必ず生きるのでぜひチャレンジしてみてほしいと伝えたいです。
限られた時間でも、新しく面白い仕事に挑戦し続けられる
子どもと関わる時間を多く持ちたいという希望から、1日5時間、週4日の時短正社員として勤務させてもらっています。他にも週3~4日や時短で働いている社員がいますし、多くの社員が週1回のリモート勤務制度を利用しています。各自が自分の状況に合わせながら最大限に力を発揮できる環境が整っていると思います。
今年、上の子が小学校に入学したのですが、手厚くサポートしてもらえる保育園とは違い、小学校は親が参加する行事なども増え、子ども自身も環境が大きく変わるため、できるだけ子ども優先で過ごしたいという思いがありました。今、その希望をかなえさせてもらいながら、同時に面白い仕事もさせてもらえていることを本当に有難く感じています。もちろん働ける時間が短いもどかしさはありますし、夕方以降の時間の調整ができなかったり、子どもの体調不良で急遽休まざるを得なかったりと、まわりに迷惑をかけている面もあると思います。その分、自分だからできることを精一杯やりたい、と思っています。また、働ける時間が限られていても会社の成長にコミットできるというモデルケースを、大げさですが日本の未来のためにも作っていきたいです。
プロ意識が高く、挑戦し続けている社員の皆に刺激を受ける日々
ハーチは創立4年目のベンチャーなので、一般企業とはスピード感がまったく異なり、最初の一カ月くらいは、「私の人生、いったい何が起こったのだろう?!」という不思議な気持ちがしていました。でも、ハーチの皆は本当に優しく、最初から当たり前のように受け入れてくれました。業務中に好きな音楽がかけられることも、全社ミーティングが自席に座ったまま行えることも、とにかく新鮮で驚くことがいっぱいでした。
そうした自由な空気がありながらも、皆本当にプロ意識が高く、いろんなことをすごくよく考えている人たちばかりです。オフィスで談笑することもあるけれど、集中して作業し始めると、社内に凛とした空気が漂います。そうしたオンオフの切り替えもプロ意識の高さだと思います。
ハーチでの仕事は、意識の高いメンバーに囲まれながら新しいことに次々挑戦させてもらえるので、いつも新鮮で刺激に溢れていて、今、海外にいるときのようなドキドキワクワクを感じながら毎日仕事に向き合っています。
ますます多くの人に愛されるメディア、会社にしていきたい
まだこの夏に入社したばかりなので、すべての経験が挑戦です。一つひとつの仕事に丁寧に向き合い、質の高いコンテンツを生み出しながら、経験を積んでいきたいと思っています。同時に、自分がよいと思ったものを配信するだけではなく、アクセス状況などの結果もしっかりウォッチし、コンテンツマーケティングの知見を広めていきたいと思っています。
ハーチのミッションは「Content Marketing for Good」。ハーチを通じてかかわったすべての人に、少しでもポジティブな変化を生むことをミッションとしています。運営しているメディアはどれも素晴らしいコンテンツをそろえているので、今後ますます多くの人に知ってもらい、多くの人に愛されるメディアになっていくように、会社のメンバーや外部のスタッフの方々と力を合わせてがんばっていきたいと思います。