海外リモートワーク:カンボジア編
- On 2019年2月21日
- IDEAS FOR GOOD, ハーチ株式会社, リモートワーク, 働き方改革
みなさん、こんにちは!ハーチの水野です。私は今年2019年から、ハーチでは初となる海外でのリモートワークを始めました。社員として海外での完全リモートワークをするのは、ほかの日本企業でもまだまだ珍しいのではないでしょうか。
このブログでは、私がどの国や都市に住み、どのような活動をしているのかについてお伝えしたいと思います。
カンボジアってどんな国?
1月からタイに入国し、現在はカンボジアにいます。みなさん、カンボジアと聞いてなにを思い浮かべますか?東南アジアの貧困国というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、実際カンボジアを訪れると、思ったよりも発展していて驚きました。
まず首都プノンペン。一国の首都らしく、高層ビルが立ち並んでいます。
おしゃれなコワーキング&コリビングスペースも発見しました!
続いて、第二の都市バッタンバン。こちらは、素朴な地方都市という感じです。夜10時を過ぎると街の灯りは薄暗くなります。
しかし、街をあげてアートやクリエイティブを押し出しており、小さなギャラリーや外国人オーナーのレストランやカフェがいくつかありました。
そして最後に、アンコールワットで有名なシェムリアップ。街自体は小さいながら、在住外国人や世界中からの観光客が多く、国際的な雰囲気が漂います。
川沿いを中心に、おしゃれなカフェやコワーキングスペースも多々あり、私もよく利用しています。
どんな活動をしてるの?
次に私の仕事についてお話しします。弊社が運営するメディアの一つである、社会を良くするアイデアを発信するIDEAS FOR GOODでの取材記事を主に担当しています。
カンボジアでは、アニメやプラネタリウムで社会貢献をするクリエイター集団「Social Compass」や、カンボジア発のライフスタイルブランド「SALASUSU」、NPOが母体であるサーカス団「Phare, The Cambodian Circus」などを取材しました。個別の記事は、IDEAS FOR GOODで順次掲載しますので、そちらをご覧ください。
どの取材先でも共通して言っていたことは、1970年代から1990年代にかけてのカンボジア内戦中に知識層が大量虐殺されたせいで、優秀なカンボジア人の人材確保や育成に苦労していることです。今後のカンボジアの発展において人の教育が大きなカギを握りそうです。
外国政府やNGO・NPOからの支援が多いカンボジアですが、今回の取材先のようなソーシャルビジネスが増えることで、お金や物資を「もらう」ことに頼らず、スキルを身につけ自分で「稼ぐ」段階へとシフトしていることがわかりました。
一方で、農村部ではまだまだ自給自足の生活をし、その日暮らしをしている人が多いのも事実です。都市部と農村部の格差やサステナブルな都市開発が、今後の課題なのかもしれません。
おまけ
日本ではあまり見かけないカンボジア料理。しかしカンボジア料理は辛すぎず甘すぎず、日本人の口に合いやすい味付けです。名物はココナッツミルクを使ったクメールカレーや魚のすり身を蒸したアモック、カンボジア風サイコロステーキのロックラックなど。旧フランス領だったこともあり、在住フランス人やフレンチレストランも多く見かけます。