海外リモートワーク:バンコク編
- On 2019年5月13日
- ソーシャルグッド, タイ王国, ハーチ株式会社, リモートワーク, 働き方改革
こんにちは!現在、東南アジアでリモートワーク4か月目を過ごしている水野です。前回は、カンボジアとラオスでの生活についてご紹介しました。今回は、3週間ずつ滞在したタイの首都バンコクと第2の都市チェンマイでの様子について、前半と後半に分けてお届けしたいと思います。
バンコクってどんなところ?
タイの首都バンコクは、日本からの直行便が多く飛んでいるため、日本人にとって身近な都市ではないでしょうか。東南アジアのハブのひとつでもあるため、常に世界中からの観光客やビジネスパーソンたちで賑わっています。
実際、世界で最も多くの観光客が訪れている国のひとつがタイで、その数は2019年に4000万人にのぼると想定されています。
電車やバス、地下鉄などの交通機関が整っていること、ショッピングセンターがたくさんあること、駐在している日本人が多く日本語の本を売っている書店や日本食を販売しているスーパーマーケットが充実していることなどから、日本人にとって住みやすい都市だと思います。
また、観光客だけではなく、出張でバンコクに訪れている人も多く見ましたが、コワーキングスペースやカフェの選択肢が豊富にあり、リモートワークをする環境としても問題ありません。
発展している部分もある一方、ローカルなマーケットで地元の人と値引き交渉をしたり、安くておいしいストリートフードがいたるところにあったりと、タイらしさが残っている点も人気の理由でしょう。
ただ、市内中心部は自動車の渋滞がひどく、人・物・情報が溢れる刺激の多い都市なため、なかにはバンコクがあわない人がいるのも確かです。
バンコクでの取材先
バンコクでは、3か所取材に行きました。1つ目は、タイランド・クリエイティブ・アンド・デザインセンター(Thailand Creative & Design Center)で開催されていたプラスチックに関する展示会です。世界中で話題になっている脱プラスチック。それが本当に正しいのか問うています。
記事:【タイ現地レポート】脱プラスチックは本当に正しい?プラスチックの可能性について考える
2つ目は、ガイドブック『地球の歩き方』にも載っている有名なキャベジズ&コンドームズレストラン(Cabbages & Condoms Restaurant)です。ここは、家族計画を通して貧困撲滅を目指すタイのNGOが運営している老舗のソーシャルビジネスです。店内にはコンドームで飾り付けされたマスコットや照明が飾ってあり、話題性があります。
記事:【タイ特集#1】食事をするとコンドームがもらえる。社会的企業が運営する「キャベジズ&コンドームズレストラン」とは?
3つ目は、政治の腐敗とセックスという“タブー”なトピックを扱うゲームアプリを開発している会社opendreamです。テクノロジーで社会を良くするというミッションを掲げ、アプリをとおして正しい知識を学び自分の頭で考え決断する力を身につけてもらうことを狙っています。
記事:【タイ特集#2】セックスも汚職も、自ら考え決断する力を。若手社会起業家のゲームアプリへの想い
バンコクでの生活は、東京での生活のように不自由のない便利なものでした。首都バンコクとは少し違ったチェンマイでの生活は、後半のチェンマイ編に続きます。