【社内活動レポート】日本語を学ぶ留学生の会話練習ボランティアを行いました
- On 2021年11月9日
- イベントレポート, 社内イベント
こんにちは!ハーチの三科です。今回は、当社のスタッフ7名が9月に参加した「日本語会話クラブ」でのボランティア活動の様子を紹介します。
ボランティア休暇制度と活動について
ハーチでは年間最大4日間、社員がボランティアのために休暇を取得し各自興味のある内容のボランティア活動に参加することができる制度を設けています。ボランティア休暇は福利厚生の中に有給休暇として含まれ、ハーチの社員としてボランティア活動をします。普段とは違う業務を通してリフレッシュすることや社員同士の交流も兼ね、会社全体で地域社会に貢献することを目指しています。ボランティア活動にあたっては、担当者がボランティア先にスケジュール等の調整をしてくれるので、とてもスムーズに参加できます。
今回のボランティア活動の内容
私が今回参加した「日本語会話クラブ」でのボランティア活動は、東京・日暮里にある赤門会日本語学校が毎週開催しており、日本語を学ぶ留学生の会話練習をサポートしています。
複数あるボランティアの選択肢から、この活動を選んだのには少し理由があります。私は前職で海外留学生に携わる仕事をしていましたが、長い間留学生と触れ合う機会がなく寂しく感じていました。その矢先、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本在住の外国人が困窮する事態が生じていることを知りました。私に何かできることはないのかと考え込み、もどかしい気持ちでいました。そんな時に見たボランティアの募集が、この機会に少しでも役に立ちたいという思いを後押ししました。
今回はハーチの社員7名が2日間に分かれて日本語会話クラブに参加。新型コロナウイルスの感染対策の観点からオンラインでの開催でした。当日はいつもより学生の参加数が少なかったため、学生1名に対しボランティア2名のチーム構成で会話練習をすることになりました。初対面同士で、ほぼフリートークで進めていき、あっという間に1時間がたちました。少人数だったこともあり、多岐にわたる話題について話し合えたのが良かったです。
日本語会話クラブの参加者は基本的に日本在住の留学生とのことですが、今回私が会話した学生は、新型コロナウイルスの影響で来日することができず、母国に留まっていました。先が見えない中、皆、日本での学生生活を夢見て、日々日本語の勉強に励んでいるようでした。来日したらやりたいこと、日本の大学で学びたいこと等を語ってくれる彼らの表情は希望に満ち溢れていました。それと同時に不安なこともあるようで、いろいろな思いを抱えながら過ごしているのが画面上からでも見て取れました。一日も早く新型コロナウイルスの影響がなくなり、再び留学生が来日し、不安を抱えることなく学ぶことができる日が来ることを願わずにはいられません。
まとめ
支える人と支えられる人がつながることで、できることが増え、前に進んでいくこともできるはずです。一人で画面の前に座っている人より、誰かに「応援しているよ」と声をかけられる人が多ければ多いほど、より素敵な社会に近づくのではないでしょうか。短時間のボランティア活動でも、そこから次は何ができるかを考えるきっかけになります。引き続きハーチの一人ひとりが、さまざまな形で社会に貢献できればと思っています。