【採用情報】スタッフインタビュー#14
- On 2020年7月27日
- スタッフインタビュー
こんにちは!ハーチの杉山です。今回は、唯一の社内エンジニアにインタビューし、入社のきっかけやハーチでのエンジニアの役割などを聞いてきました。ハーチが運営する複数のWEBメディアを技術面から支えているスタッフの声です。ぜひご覧ください!
プロフィール
佐渡 昌敬(さど まさたか):
早稲田大学理工学部卒業後、新卒で外資系セキュリティ大手企業に入社し、ウイルス解析・カスタマーサポートに従事する。その後、Webマーケティング企業を経て、2017年5月にハーチ株式会社に入社。ハーチでは、エンジニアとしてサイト開発などを担当。フードロス防止係。出されたものは全部食べきる主義。
どんな形でもいい。身近な人の役に立てれば嬉しい。
大好きでも持続可能ではなかった仕事
大学卒業後、新卒でPCの総合セキュリティソフトを作っている企業に入社しました。もともと学生時代にコンピュータウイルスを集め、自分のPCに感染させて遊んでいたくらい興味のあることだったので、困っている人の役に立つというやりがいと自分の興味・関心を両立できる大好きな仕事でした。
しかし、特定の企業や団体を狙うサイバー攻撃が流行したことで、業務量は膨れ上がりました。セキュリティの観点から解析ラボに所属している数名の社員しかコンピュータウイルスにアクセスすることが許されていないため、業務量が増えても応援の助っ人を頼むことができず、激務が続いたことで体調を崩してしまい、転職することに。
大好きな仕事だとしても、これから長く続く社会人生活のためには、「続けられる」ことも重要だと実感しました。
自分にとって大切なのは「役に立てるかどうか」
その後転職したWebマーケティング企業で約5年間働いていましたが、組織体制が変わったことがきっかけで2度目の転職を決めました。そのころのハーチは、前職のWebマーケティング企業で一緒に働いていたメンバーで構成されていたこともあり、長く続けることができると思ったので代表の加藤と話したところ、ちょうどエンジニアが必要なタイミングだったため、入社することになりました。
最初の転職の際に、大学時代からの友人だった天野(ハーチ取締役)に相談したときもそうでしたが、自分は身近な人たちの役に立つことにやりがいを感じるので、自分のスキルや特性が会社の役に立てるかどうかを考えて決めました。
2度目の転職となるハーチへの転職も、営業やWebマーケター、編集者やライターはいるけれど、社内にエンジニアがいないハーチなら、自分のスキルを役立てることができそうだと思えたことが決め手でした。
イメージや要望を形にする
ハーチが運営する全メディアの開発全般を担当していて、主にPHPやJavaScriptを使ったサイト内の機能開発とCSSによるデザイン調整、WordPressのカスタマイズを行っています。
また、GoogleAppScriptを使って効果測定のための社内ツールを作成したり、社内でルーチンになっているタスクの効率化支援のための仕組みを作ったりもしています。
ちょっと毛色の違う仕事としては、新規メディア立ち上げの際にドメイン購入・サーバー設置・WordPress導入といったメディアのベースセッティングをしたり、業務委託で仕事をお願いしているサーバーエンジニアの方やサーバー運用・保守をしてくれる会社さんとやり取りをして、既存メディアが格納されているサーバーの移管をしたりもします。
普段の仕事は、各メディアに関わっているメンバーから、解決したい問題や追加したい機能の要望について相談を受け、WordPressでどうすれば実現できるかを考え、PHPやJavaScript、CSSなどのWebプログラミング言語やWordPressプラグインなどを駆使して実装するというものです。要望によっては、その場ですぐに解消できるものもあれば、ガッツリと一から機能を作り上げなければ実現できないものもあります。
また、日々のメンバー間のやり取りを見ていて気付いた運用上の非効率な部分や、メディアを運用しているメンバーがよくやってしまうミスなどを、仕組みを作ることによって減らすこともしています。コンテンツを作り上げるライター業務や編集業務を行うメンバーが、より効率的にミスなく記事を公開できる環境を用意するのも自分の仕事だと思っています。
メンバーや読者の方がふんわりと持っているイメージや要望をメディア上で形にしてみて、「そうそう、これ!!」とイメージ通りに実装できたときは、とても嬉しいです。
ハーチのメディアをさらに多くの人に届ける
Webの分野は技術的な制約や仕様が変化するスピードが速く、1年前に取り入れたことが古いトレンドとなってしまうこともザラです。Googleなどの検索エンジン、FacebookやInstagramといったSNSには続々と新しい機能が盛り込まれ、インターネットを介して有益な情報を届ける方法は多様化しています。
新しい技術や仕様に対応していかなければ、どんなに良質で有益なコンテンツを発信していたとしても、インターネットユーザーの目に触れづらくなってしまいます。
今後作成予定のメディアも含め、ハーチのメディア群の基本的な機能や仕組みがある程度整ったら、コンテンツマーケティングやキーワードマーケティングの効果を最大化すべく、最新技術・仕様への対応を進めていきたいと考えています。
デジタル・アナログを問わず、もっとものづくりを
ハーチでは主にWebプログラミングによってメディアを作成することで、デジタルなものづくりをしていますが、元々プラモデルやレゴなど手を動かしてものを作ることが好きでした。
紙もの印刷や製本、革加工に彫銀、焼き物からガラス細工、電子工作にいたるまで、クラフトや手仕事・ものづくりに関することにはとても興味をひかれるので、将来的には時間と場所(スペース)とお金が許す範囲でいろいろとものづくりをしていきたいと考えています。
あわよくば、そのものづくりが誰かの役に立つ形で実現できたら最高だなぁと思っています。