【Circular Yokohama】2/1イベント「横浜版地域循環経済セミナー Vol.1:北部編『地域をつなぐ循環型の都市農業と団地再生』」を開催します
- On 2023年1月31日
- サーキュラーエコノミー, サーキュラーシティ, 団地ハチミツ, 団地再生, 地域活性化, 循環型農業, 横浜あおば小麦プロジェクト, 横浜里山オリーブ, 都市農業, 青葉エール
当社が運営する、横浜のサーキュラーエコノミー促進を目的としたプラットフォーム「Circular Yokohama」は、2月1日にイベント「横浜版地域循環経済セミナー Vol.1:北部編『地域をつなぐ循環型の都市農業と団地再生』」をNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボおよび、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスと共同開催します。
横浜版地域循環経済セミナーは、横浜各地のリビングラボが対話を重ねる中で生まれた横浜版地域経済循環ビジョン「サーキュラーエコノミーplus(※)」の実現に向けて、横浜市内各地で展開されているサーキュラーエコノミーの実践を学びつつ、今後の連携やさらなる発展の可能性、横浜が目指すべき未来の都市像を模索する全3回の特別連続セミナーです。
本セミナーでは、北部編・南部編・西部編の3回にわたり、それぞれ地域課題も特性も異なる横浜市内3つのエリアで地域に根ざした循環型の事業やプロジェクトを展開している実践者の方々をゲストに招き、各地域の持つポテンシャルについて参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
第1回目のテーマは、横浜市北部編「地域をつなぐ循環型の都市農業と団地再生」です。横浜市内の公園緑地や街路樹などの剪定枝や刈草を原料とする堆肥「はまっ子ユーキ」を活用し、緑区いぶき野の耕作放棄地で横浜産のオリーブを栽培する「横浜里山オリーブ」プロジェクトを展開する一般社団法人横浜資産研究開発機構の三村周平氏、循環型農業の実現を目指して横浜オリーブの六次産業化を手がけるみどりオリーブリビングラボ代表の串田賢司氏、青葉区のすすき野団地を舞台に、都市養蜂「団地ハチミツ」づくりや、団地で栽培したホップと鴨志田町で収穫された小麦を使った青葉区産のオリジナルビール「青葉エール」の開発に取り組む「横浜あおば小麦プロジェクト」など、団地を拠点とする循環型の地域活性に取り組む一般社団法人団地の暮らしの共創・事務局長(常任理事)の小柴健一氏をゲストにお呼びし、堆肥・遊休農地活用・循環型農業・地産地消・団地再生・農商福連携といった複合的なテーマで横浜市北部におけるサーキュラーエコノミーのポテンシャルを模索します。
※「サーキュラーエコノミーplus」とは?:「サーキュラーエコノミーplus」は、資源や製品の循環だけではなく循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより、横浜が抱える環境・社会・経済課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイング実現を目指す、新たな社会経済ビジョンです。SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。“plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味を持っています。
イベント当日の流れ
- 17:40~:開場
- 18:00~:横浜版地域循環経済推進プロジェクトのご紹介(5分)
- 18:05~:横浜市北部が持つ地域特性について(15分)
- 18:20~:第一部 インスピレーショントーク(40分)
・横浜里山オリーブプロジェクト(三村周平氏)
・みどりオリーブリビングラボ(串田賢司氏)
・すすき野団地における団地再生プロジェクト(小柴健一氏) - 19:00~:第二部 パネルトーク「地域循環経済における横浜北部のポテンシャル」(50分)
・パネラー:串田賢司氏(みどりオリーブリビングラボ)
・パネラー:小柴健一氏(一般社団法人団地の暮らしの共創)
・ファシリテーター:関口昌幸氏(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)
・ファシリテーター:加藤佑(Circular Yokohama・当社代表) - 19:50:締め・写真撮影
- 20:00:交流会(現地参加の方のみ)
- 21:00:完全終了
イベントの概要
- 日程:2月1日(水)18:00~21:00(17:40〜受付開始)
- 開催形式:ハイブリッド(リアル開催+オンライン配信)
- 現地会場:with GREEN PRINTING(株式会社大川印刷内)or オンライン
- 現地参加の住所:横浜市西区高島2-14-12 ヨコハマジャスト2号館3F
- アクセス:JR、京急線、東急東横線、横浜市営地下鉄 横浜駅東口より徒歩約3分
- 参加人数:現地(15名/先着順)・オンライン(無制限)
- 当日のオンライン視聴URL:https://youtu.be/QettfSB76yY
- アーカイブ配信:あり
- 主催:当社(Circular Yokohama)・NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ・一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
- 申込:Peatixよりお願いいたします。
※現地参加者は、配信終了後、会場内でゲストも交えた懇親会にご参加いただけます。
こんな話が聞けます
- 横浜市北部・横浜線沿線が持つサーキュラーエコノミー推進ゾーンとしての可能性
- 都市における堆肥・遊休農地を活用した循環型農業の実践
- 団地再生とサーキュラーエコノミーの関係性と可能性
こんな方におすすめです
- 横浜市内のサーキュラーエコノミー実践に興味をお持ちの方
- 循環型の農業や食、地産地消などに興味をお持ちの方
- 団地再生、団地を活用したまちづくり、コミュニティ形成などに興味をお持ちの方
- 横浜市北部・横浜線沿線のポテンシャルについて一緒に考えたい方
- 地域に根ざしたサーキュラーエコノミーの実践に興味がある方
- その他、興味がある方であればどなたでも
ゲストの紹介
小柴健一 氏(一般社団法人団地の暮らしの共創)
数々の現場の仕事を経験。在宅介護の世界で、介護保険のサービスでは救いきれないケースを数々見て、自分たちが安心して住める住環境を作らないといけないと感じ、「団地」に移り住み再生(再価値化)に取り組み始める。2017年すすき野団地の管理組合理事長就任。2019年7月にケアマネジャーを辞め、2020年2月に管理組合を法人化すると同時に、一般社団法人団地暮らしの共創を設立し、現在は事務局長を務める。
一般社団法人団地の暮らしの共創:https://yokohama-now.jp/home/?p=20639
三村周平 氏(一般社団法人横浜資産研究開発機構)
20代より農業に従事し数々の路地野菜を栽培。5年前より、機構のオリーブ栽培への取組みを知り参画。横浜市で農家と一緒に約1,000本、果樹としてオリーブの植樹に関わる。農業を若者を中心に「業」として更に発展させるべく現在、取り組んでいる。
一般社団法人横浜資産研究開発機構:https://yardo.or.jp/
串田賢司 氏(みどりオリーブリビングラボ・有限会社串田設備)
みどりオリーブリビングラボ:https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/midori-olive/
有限会社串田設備:https://kushida-wss.co.jp/
ファシリーテーターの紹介
関口昌幸 氏(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)
2012年から横浜市政策局政策支援センターにて「市民参加型の課題解決の実現」「地域経済の活性化」のためにオープンデータ活用による地域課題解決イノベーションの仕組みづくりに従事。現在は同市政策局共創推進室にて、産官学民の共創による地域課題解決拠点、リビングラボを市内各地で展開。2019年、循環型まちづくりによる公民連携イノベーションモデルとして「サーキュラーエコノミーplus」ビジョンを策定。
加藤佑(Circular Yokohama・当社代表)
2015年に当社を創業。2020年から横浜のサーキュラーエコノミー推進メディアプラットフォーム「Circular Yokohama」を運営。横浜市、横浜市内企業や教育機関、NPOなどと協働しながら、サーキュラーエコノミーをテーマとするイベント・ワークショップ・教育プログラムの企画・運営、サーキュラーデザイン展の企画・開催などを幅広く展開。ほか、社会をもっと良くするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」やサーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などの運営も手がける。
with GREEN PRINTING とは?
横浜駅から徒歩3分。株式会社大川印刷が運営する「社会課題解決型動画スタジオ」。地域や社会の課題解決に関わる情報発信の場として2021年3月に誕生。使用電力は全量カーボンオフセット済で、CO2排出ゼロによる動画配信が可能。また、収録、配信、イベントに使用する印刷物も全て環境印刷に対応、スタジオ空間も廃材・リユースカーペットなどが活用されており、アップサイクル・サーキュラーエコノミーの概念が実装されている。スタジオには地域企業やNPO団体らのサステナブル・プロダクト展示もあり、サステナビリティをテーマとするイベントやセミナー、動画配信・収録、つながりの場として活用されている。
URL:https://withgreenprinting.com/
運営者の紹介
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。
団体URL:https://yokohamalab.jp/
LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。
団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/
Circular Yokohama(当社)
Circular Yokohamaは、当社が運営する、横浜市内における循環経済推進メディア・プラットフォーム。横浜市および市内の事業者や教育機関、NPOらと連携しながら、イベントやワークショップ、学習プログラムや展示・販売など様々な活動を通じて循環経済の普及・推進に取り組む。当社は、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などサステナビリティ領域における複数のデジタルメディア運営するほか、国内外の機関と連携しながら企業や自治体のサステナビリティ・循環経済への移行を支援している。
イベントの参加申込
Peatixよりお願いいたします。
※本セミナーは、横浜市、当社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業として実施します。
【参照ページ】Circular Yokohama「横浜版地域循環経済セミナー Vol.1:北部編『地域をつなぐ循環型の都市農業と団地再生』」
【関連サイト】Circular Yokohama