【メディアインタビュー#01】IDEAS FOR GOOD
- On 2020年5月21日
- IDEAS FOR GOOD, メディアインタビュー
こんにちは!ハーチの杉山です。メディアインタビューと題して、当社が運営するメディアの背景や活動内容、メンバーやこれからやりたいことなどをリレー形式でご紹介していきます。
第一回目の今回は、ハーチのメディアの中でも「ソーシャルグッド(社会に良いインパクトを与えること)」に特化したアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」の副編集長である戸沼君香にインタビューをしていきます。さっそく聞いていきましょう!
IDEAS FOR GOODとは?
Q. IDEAS FOR GOODはどのようなメディアですか?運営陣の想いも教えてください。
IDEAS FOR GOODは、社会をもっとよくする世界のアイデアを集めたメディアです。気候変動や海洋プラスチック問題、強制労働、ジェンダー不平等などあらゆる社会課題に対して日本国内外で行われている「ユニークな解決策」に焦点を当て、紹介しています。
たとえば、カナダのスーパーのレジ袋削減の取り組み。デザインの良いエコバッグを作ったり、「バッグ持参にご協力お願いします」と張り紙をしたりするのではなく、エコバッグを持参し忘れた客に渡すレジ袋を、“持ち歩きたくない”デザインに変えました。羞恥心に訴えることで人々の習慣を改善し、プラスチックの削減をするというアイデアです。
? カナダのスーパー、「持ち歩くのが恥ずかしいレジ袋」でエコバック持参を促す
他にも、気候変動×デザインや、高齢者のQOL×アート、同性婚×ブロックチェーンなど、さまざまな問題にユニークなアイデアを掛け合わせて課題解決を図る事例を多く掲載しています。このように、たくさんの切り口を紹介することで、直接社会貢献するぞ!という人以外でも、自分の興味のあることや得意なことで何か貢献できることがある、と思ってもらいたいんです。
また、社会を「もっと」よくするという言葉には、現状の社会が悪いわけではないという意味も込められています。問題ばかりに見えた世界が、実は思っていたよりも素敵な場所だったと気付いてもらう。それがIDEAS FOR GOODのゴールです。
活動内容
Q. IDEAS FOR GOODの現在の主な活動内容は?
国内外のグッドな事例紹介
先ほどご紹介したような、ソーシャルグッドなニュースを毎日更新しています。他にコラムやインタビュー、レポート記事などもあります。海外の事例が多いですね。
最近では、新型コロナウイルス感染症が広がる中でのポジティブな対策をまとめた #ShareTheLightside という企画も進行中。サイト外でも、SNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラム)での発信や、ポッドキャストの配信等しています。
? 今こそ、光に目を向けて。コロナに立ち向かう世界中のアイデアを集めるタグ#ShareTheLightSide
イベントやツアーの企画・開催
さまざまなテーマでのオンラインイベントや、社会課題を解決しようと取り組む人々に会いにいける少人数制のツアーコンテンツ、Experience for Good(社会をもっとよくする体験)があることも当メディアの一つの特長です。
記事を読むだけでなく、実際に課題をこの目で見ることで世界が広がり、身の回りで起こっている問題を自分ごととして捉えることができます。日本だけでなく海外でもツアーを実施しており、これまで多くの読者の方々に参加いただきました。
Business Design Labの運営
2020年3月には、IDEAS FOR GOODの企業向けサービスBusiness Design Labをオープンしました。これまでIDEAS FOR GOODで掲載したイノベーティブなビジネス事例をわかりやすくデータベースとしてまとめた、会員制のサイトです。
また、これまで取材や多様なサステナビリティネットワークを通して蓄積されたビジネスの知見をニュースレターやインサイトレポートを通して提供し、社会課題を解決する事業を新たに始めたい企業や、今後アクションを加速させたい団体を支援します。
メンバー
Q. IDEAS FOR GOODを運営するメンバーについて教えてください。
これを言ったら驚かれるかもしれませんが、IDEAS FOR GOOD編集部のほとんどのメンバーは、異業種から転職した人や、未経験からライティングを始めた人たちです。元国家公務員や、元大手メーカーのSE、元ベトナムでの不動産営業職など、皆さまざまなバックグラウンドを持ちながら、このメディアに集まってきました。
編集部に共通しているのは、社会にとって何か良いことをしたいという想いと、そのための行動を楽しんでいる、ということです。IDEAS FOR GOODはWebメディアの運営以外にも、イベントマネジメントやクライアントとゼロから新しい事業を生み出すことなど、幅広い業務があるため、それぞれが持った多様性と強みを活かしながら日々お仕事しています。
今後の展望
Q. メディアとして今後取り組んでいきたいことは?
2020年5月から6月にかけて、Zoomを使った全5回のオンラインイベント「世界サステナブルトークツアー」を開催します。オランダ、デンマーク、アメリカ、ニュージーランド、日本のサステナビリティ最前線で活躍される方々をゲストに招き、コロナ禍の中で私たちができることに焦点を当てながら参加者のみなさんと共に対話していきます。
? 【5週連続イベント開催!】今こそ、世界とつながろう。世界サステナブルトークツアー
IDEAS FOR GOODはこれからも、WebメディアやSNS、ポッドキャスト、イベント等を通してソーシャルグッドな解決策を届けていきます。その中で一つでも「これは自分にもできそう」と思えるアイデアがあれば、ぜひ身の回りの人に話してみてください。アイデアをアクションにつなげる支援は、Business Design Labでしますので!
まとめ
いかがでしょうか。IDEAS FOR GOODは当社の中でも関わっているスタッフが最も多いメディアです。20代の若いスタッフが多くバックグランドは様々ですが、国内外にたくさんある社会にとって良いと思う取り組みに真剣に向き合い、それを伝えることを楽しんでいるスタッフが運営しています。新しい取り組みをどんどん企画・実行していくれるので今後の活動も楽しみです。
今回はIDEAS FOR GOODのメディアインタビューをお届けしました。次回もお楽しみに!