【Circular Economy Hub】世界初のサーキュラーエコノミーグローバル調査「Imagine Circularity」イニシアチブに参画。日本語版を本日リリース
- On 2022年3月15日
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Publishing a better future(よりよい未来を、みんなに届ける)をコンセプトにウェブメディア事業を手がける当社は、サーキュラーエコノミーに特化した専門プラットフォーム「Circular Economy Hub(サーキュラーエコノミーハブ)」において、建設的ジャーナリズムをモットーにサーキュラーエコノミーの啓蒙に取り組む非営利団体REVOLVE Circular(リボルブ・サーキュラー、オーストリア・ウィーン、代表:Sören Bauer)と公式パートナーシップ提携を行い、世界初のサーキュラーエコノミーグローバル調査「Imagine Circularity」イニシアチブに参画。同調査の日本語版を本日リリースいたしました。
世界初のサーキュラーエコノミーグローバル調査に参画
本調査は、REVOLVE Circularとユトレヒト大学 地球科学部コペルニクス持続可能な開発研究所が開発、2021年4月に開始されました。本調査の質問に対する回答には正解はありませんが、回答過程を通じて参加者はサーキュラーエコノミーの基本知識を獲得することができます。
この度、Circular Economy HubとREVOLVE Circularは共同で本調査の日本語版を開発し、本日リリースいたしました。サーキュラーエコノミーにご関心のあるすべての方にご利用・ご回答いただけます。
「Imagine Circularity」について
URL:https://survey.imagine-circularity.world/c/japanese
回答期限:2022年4月19日
質問構成:
- サーキュラーエコノミーにおける「R」戦略または「価値維持」戦略
- サーキュラーエコノミーの捉え方(4つの選択肢)
- サーキュラーエコノミーの特徴に関する質問
本調査の目的と日本語版リリースの背景
「サーキュラーエコノミーとは何か」という問いに対する答えは、誰に尋ねるかによって異なります。一方で、サーキュラーエコノミーの定義に正解や不正解はなく、標準化されていません。そこで、今回のサーキュラーエコノミーのグローバル調査「Imagine Circularity」は、いまだ明確な定義がないサーキュラーエコノミーに対するグローバルな認識傾向を明らかにすることを目的として実施されます。調査結果の検証によって、より多様な考え方や将来を認識することにつながり、結果としてサーキュラーエコノミーの移行加速に貢献できると確信しております。
本調査は、調査という位置付けではあるものの、回答を通じてサーキュラーエコノミーの知識を習得できる教育ツールとしても開発されました。回答には10分から15分程度を要しますが、回答者の認識を拡大させ新たな視点を提供することも一つの目的としています。そのため、サーキュラーエコノミーの理解に向けたツールとしての活用も可能です。
Circular Economy Hubは今回の調査に参画することで、サーキュラーエコノミーに対する国内外における認識の比較も行いたいと考えています。
上記の背景や目的に基づき、次のような目標を掲げております。
- 調査を通じて、回答者の知識と理解の向上に貢献し、サーキュラーエコノミーに関するリテラシーが高まること
- 最長所要時間15分程度で回答できる、3つの主要な必須回答質問と1つのオープンクエスチョン(任意)を含む調査を行うこと
- 世界で合計100万人の回答者を得ること
- 属性による回答特性を認識すること
なお、調査の第1次回答締め切りは2022年4月19日ですが、回答期限後、第2次調査開始に向けて調査手法や質問項目の改善を重ね、調査を続けてまいります。グローバル調査結果の公表は6月中旬を予定しており、Circular Economy Hubでも公表させていただく予定です。
調査日本語版リリース記念イベントのお知らせ
本調査の主催・監修者の一人であるユトレヒト大学のMartin Calisto-Friant氏をお招きして、日本語版ローンチ記念イベント「Imagine Circularity 日本語版リリース記念:4つの類型から探るサーキュラーエコノミーの本質」を開催します。
テーマ
「Imagine Circularity 日本語版リリース記念:4つの類型から探るサーキュラーエコノミーの本質」オンライン学習プログラム Circular X
日時
2022年4月13日(水)
講師紹介
Martin Calisto Friant 氏(ユトレヒト大学 地球科学部 持続可能な発展に関するコペルニクス研究所)
マギル大学、メルボルン大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで国際開発学と政治生態学を研究。アフリカ・欧州・オセアニア、南北アメリカで7年間にわたる実践的プロジェクトにサステナビリティ実践家・研究者として従事した経験を持つ。現在の研究対象はサーキュラーエコノミー・環境ガバナンス・ポスト開発や脱成長。研究成果物はこちら。
詳細
- 循環型経済と循環型社会の違い
- 循環型経済・循環型社会の4類型
- サーキュラーエコノミーの課題
- 日本がサーキュラーエコノミーの発展にどう貢献できるか
- 世界初のサーキュラーエコノミー認識調査について
お申し込み
- 参加URL: https://circular-x13.peatix.com/
- 参加費:一般・Circular Economy Hub 読者会員 3,000円(税込)、Circular Economy Hub コミュニティ会員 無料
Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください。
REVOLVE Circular 概要
団体名:REVOLVE Circular
活動開始日:2021年1月
代表:Sören Bauer
HP:https://revolve.media/circular/#journalism
活動概要:オーストリア・ウィーンを拠点に、公平で包摂性のあるサーキュラーエコノミーへの移行支援を目的に設立された非営利団体です。サーキュラーエコノミーに関する建設的ジャーナリズムの追求やメディア支援に加えサーキュラーエコノミーに関する調査を行っています。
サイト概要
名称:Circular Economy Hub
URL:https://cehub.jp/
開設日:2020年3月20日
サービス概要:国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新動向の配信、学習プログラムの開催、企業のサーキュラーエコノミー実現に向けた講演・リサーチ・コンサルティングサービス等
Circular Economy Hubでは今後も、サーキュラーエコノミーに関する情報を発信してまいります。