【Circular Economy Hub】7/31オンラインイベント「エンターテインメントが切り拓くサーキュラーエコノミーの新たな展開~映画『せかいのおきく』から学ぶ」を開催します
- On 2023年7月27日
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Circular Economy Hubでは2021年4月よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
7月のテーマは「エンターテインメントが切り拓くサーキュラーエコノミーの新たな展開」
今回は、サーキュラーエコノミーに移行していくにあたり、エンターテインメントは何が出来るか、その可能性について考えます。
社会や経済を循環型に移行させていくためには、「サーキュラーエコノミー」について、積極的に取り組む企業や自治体だけでなく、不特定多数の人が適切に理解し、行動につなげていくことが重要です。多くの人の認知向上や行動、生活習慣への影響において、エンターテインメントが持つ力は大きいと期待されます。
近年、環境破壊や汚染の現状を伝えたり、環境保護につながる事業・活動を扱ったりする映画作品の公開が増えてきました。また、英国のロックバンド、コールドプレイがワールドツアー開催時に、ツアーにて排出される温室効果ガスの削減目標を掲げたり、イベント開催時に発生する廃棄物を資源に変換して循環させる新しい音楽フェス「DGTL」がオランダで開催されたりと、エンターテインメントの世界でも、「循環」を意識した作品の製作や環境負荷を下げる取り組みが行われています。
日本でも、気候変動や地球環境の危機を意識し、後世によい時代を受け継ぐべくエンターテインメントの力で行動を起こしていこうとする動きがあります。「YOIHI PROJECT」は、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が協力して、さまざまな時代の「良い日」に生きる人間の物語を創り、「映画」で伝えていくプロジェクトです。サステナビリティやサーキュラーエコノミーなど多様な環境問題に触れながら、人間を描いた映画を作り、観る人々が環境問題に興味を持ち、考える機会を提供することを目指しています。
今回は、「YOIHI PROJECT」の映画プロデューサー、菅野和佳奈氏をお迎えし、プロジェクトが映画制作を通じて目指す循環型の未来、江戸時代のサーキュラーエコノミーを描いた映画「せかいのおきく」制作から得られた循環型社会のヒント、その実現のためにエンターテインメント業界が持つ可能性などについて伺い、考えます。
【参考情報】
- 英コールドプレイ、開催中のワールドツアーで温室効果ガス47%削減。さらなる削減に意欲
- 【インタビュー前編】オランダの人気音楽フェスDGTLが家で寝て過ごすよりもサステナブルな理由
- 【インタビュー後編】サーキュラー音楽フェスティバルを支える行政の役割と地域ごとのCEの形
- 映画「せかいのおきく」プロデューサー原田満生氏に聞く。映画でつくるサーキュラーエコノミー
- 【レビュー】映画「せかいのおきく」に、江戸時代のサーキュラーエコノミーを垣間見る
- YOIHI PROJECT 公式サイト
スピーカー
菅野和佳奈(Wakana KANNO)氏 YOIHI PROJECT 映画プロデューサー
大学卒業後、WOWOWに入社。音楽番組、デジタルラジオの番組制作を担当。その後、avex entertainmentの映像事業部にて映画やテレビドラマの製作、出資などに携わる。2013年より木下グループ傘下の配給会社・キノフィルムズにてプロデューサーとして企画製作を担当。キノフィルムズ退社後、フリーランスで映画やテレビドラマをプロデュース。2022年よりYOIHI PROJECTに参加し、プロジェクト戦略と映像製作のプロデュースを行う。主なプロデュース作品は「女の子ものがたり」(森岡利行監督2009年)、「黄金を抱いて翔べ」(井筒和幸監督2012年)、「団地」(阪本順治監督2015年)、「猫は抱くもの」(犬童一心監督2018年)、「AWAKE」(山田篤宏監督2020年)、「人数の町」(荒木伸二監督2020年)、「一度も撃ってません」(阪本順治監督2020年)など。YOIHI PROJECT第1弾映画「せかいのおきく」が2023年4月に公開。第2弾映画「プロミスト・ランド」制作中。
内容
- エンターテインメント業界における、サーキュラーエコノミーの現状
- 「YOIHI PROJECT」立ち上げの背景や構想、研究者と映画人によるプロジェクト運営のあり方や課題、今後目指す未来
- 映画「せかいのおきく」制作から得られた、サーキュラーエコノミー実践のヒント、作品に対する国内外での評価など
- サーキュラーエコノミーへの移行に向けて、エンターテインメント業界が持つ可能性
当日の流れ
- 19:00~:オープニング
- 19:05~:編集部よりミニレクチャー
- 19:15~:菅野氏と編集部によるディスカッション
- 20:15~:質疑応答
- 20:25~:クロージング
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
プログラムを通じた到達イメージ
- エンターテインメント業界におけるサーキュラーエコノミー移行に向けた取り組みの現状について理解を深める
- エンターテインメント業界がサーキュラーエコノミー移行に向けたどんな役割を果たせるか、理解を深める
対象者(こんな方におすすめ)
- エンターテインメント業界にて、サステナビリティやサーキュラーエコノミーの実践を検討している方
- サステナビリティやサーキュラーエコノミーの実践にあたり、エンターテインメント業界との連携や協業などを検討したい、業界外の方
- サーキュラーエコノミーに関心をお持ちの方
- エンターテインメント、映画に関心をお持ちの方
イベントの詳細
- 日時:2023年7月31日(月)19:00-20:30(事前にお申込みを頂いた方はアーカイブでもご視聴頂けます)
- 会場:オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
- 定員:30名(先着順)
- 参加費用:一般 2,000円、Circular Economy Hubコミュニティ会員 無料、Circular Economy Hub読者会員 1,000円、Circular Economy Hubニュースレター登録者 1,500円
- お申込み方法:Peatixからお申し込みください。
- 主催:Circular Economy Hub
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イベントの詳細・お申込み
下記のURLより詳細をご確認のうえ、お申し込みください。
https://circular-x27.peatix.com/