【Circular Economy Hub】12/22「サーキュラーエコノミー視点で振り返る2022年。2023年の見通しは?」を開催します
- On 2022年12月8日
- Circular Economy Hub, Circular X, カーボンニュートラル, サーキュラーエコノミー, デジタル技術, プラスチックの循環化, 循環型社会, 振り返り, 環境再生, 生物多様性
「Circular Economy Hub」では2021年4月よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
12月のテーマは「サーキュラーエコノミー視点で振り返る2022年。2023年の見通しは?」
今回のテーマは、「サーキュラーエコノミー視点で振り返る2022年。2023年の見通しは?」です。今年1年をサーキュラーエコノミーという視点から編集部メンバーが振り返る回をお届けします。
内容
昨年末、2022年に編集部が注目するテーマとして、下記の5つを挙げました。これらの5点について、実際に何が起こったか、その背景や今後どのような影響をもたらす可能性があるのか、2023年以降に考えられる見通しを立てていきます。
1.カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの連動
- 脱炭素とサーキュラーエコノミーとがどのように連動しながら進んでいくのか
- 脱炭素への移行に向けて必要となる、再生可能エネルギーによる発電のインフラや、設備そのものの循環化
2.サーキュラーエコノミーと、生物多様性や環境再生とのつながり
- 生物多様性や環境再生の開示フレームワーク等の整備状況の進展
- サーキュラーエコノミーをツールとして環境再生に取り組む手法の構築
3.プラスチックの循環化へ向かう動き
- 日本では4月にプラスチック新法が施行。製品の設計や製造、回収などの各段階において各企業がどのように取り組んでいくのか、コスト負担、新しいビジネスモデルの構築などに注目
- リユースへの転換なども含めたプラスチック総利用量の抑制に向けた動き
- プラごみ条約などの国際的枠組みは進捗するか?
4.サーキュラーエコノミーの循環型社会化
- サーキュラーエコノミーの議論に欠如していた社会的な観点(平等、安全、健康、経済格差など)が浮上する
- サーキュラーエコノミーが広まっていくにつれ、本当の意味で環境・経済・社会にインパクトを与えられているかどうか、本質的な部分を厳しく評価されるようになる
5.サーキュラーエコノミーとデジタル技術
- 使用される資源の絶対量を減らすにあたり欠かせない、デジタル技術の発達
- デジタル製品パスポート、GAIA-X, Catena-X、PCDSに見られるようなデジタル共通基盤の構築
- 欧州における「双子の移行」の進捗
- カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを統合化させるデジタル技術
また、2022年に発生した下記のような社会・経済面での動向が、今後サーキュラーエコノミーへの移行に与えうる影響についても、その可能性を考えます。
- エネルギー供給の滞り、エネルギー価格の高騰
- 物価上昇
- 円安
参考記事・過去の参考イベント
- 参考記事 : 「プラスチック新法」「脱炭素」「生物多様性」……2022年のサーキュラーエコノミー5つの注目点とは?
- イベント「サーキュラーエコノミーと生物多様性」(2022年6月)
ゲスト : ラッシュジャパン合同会社様「購買行動における生物多様性保全の取り組み」 - イベント「サーキュラーエコノミーで環境再生をどう実現する?」(2022年7月)
ゲスト : 株式会社やまとわ様「森の仕事と農の仕事での循環」、北総クルベジ様「環境と調和のとれた和(輪)食の提案」 - イベント「サーキュラーエコノミーとプラスチック」(2022年4月)
ゲスト : 京都府亀岡市様「プラスチック製レジ袋の提供を全面的に禁止する全国初の条例」「行政・市民・事業者の連携による使い捨てプラスチック全般の削減」、シアタープロダクツ様「亀岡市でパラグライダーの生地を再利用しバッグをつくるアップサイクルブランド HOZUBAG」
Circular X 開催の主旨と背景
カーボンニュートラル移行の動きに呼応してサーキュラーエコノミーが加速化するなか、概念を的確に捉え、具体的実践へ移すことが求められています。また、その議論や実践内容は日々アップデートされています。Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
プログラムを通じた到達イメージ
- サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
- 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
- サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く
対象者(こんな方におすすめ)
- サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
- サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
- 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも
イベントの詳細
- 定員:30名(先着順)
- 参加費用:一般 2,000円、Circular Economy Hubコミュニティ会員 無料、Circular Economy Hub読者会員 1,000円、Circular Economy Hubニュースレター登録者 1,500円
- 会場:オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)
お申し込みいただいた方は開催数日前にZoomURLをご案内いたします。 - お申込み方法:Peatixからお申し込みください。
- 主催:Circular Economy Hub
※Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください。
※コミュニティ会員に入会後は、アーカイブ動画も無料で視聴が可能です。
※Circular Economy Hubコミュニティ会員は、会員登録後に加入できる、Slackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力いただき、無料チケットを入手ください。
※Circular Economy Hub読者会員は、こちらのページ最下部記載(会員のみログイン後に閲覧可)のクーポンコードを入力いただき、1,000円引きチケットを入手ください。
※Circular Economy Hubニュースレター登録者は、ニュースレター12月号記載のクーポンコードを入力いただき、500円引きチケットを入手ください。
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は16時50分を予定しております。
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします。
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます。
- 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください。
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください。
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします。
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます。
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください。
Circular Economy Hubとは
Circular Economy Hub は、当社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp