
【Circular Economy Hub】5/20オンラインイベント「循環経済におけるバイオものづくりの可能性を探る」を開催します
- On 2025年5月8日
- Circular Economy Hub, Circular X, サーキュラーエコノミー, バイオものづくり, バイオエコノミー, 循環社会, 循環経済, 炭素循環, 生物資源, 脱炭素
Circular Economy Hubでは2021年よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
2025年5月のテーマは「循環経済におけるバイオものづくりの可能性を探る」です。
生物資源(バイオマス)やバイオテクノロジーを活用し、循環経済に寄与するモデルとして知られるバイオエコノミー。化石資源依存からの脱却を通じて気候変動対策に資するとともに、主要国を中心に市場規模の拡大も見込まれていることから、環境負荷の低減と経済成長との両立が期待できるとされています。
特に製造業では、バイオプラスチックやバイオ燃料、発酵技術を活用した素材や製品など、持続可能なものづくりが加速しています。循環経済のバタフライダイアグラムにある生物サイクルと技術サイクルの双方に関連することもあり、近年ではバイオ資源を循環的に活用する経済モデルとして注目が集められています。
日本企業には高い技術力に加えて日本独自の発酵プロセスという強みもあり、バイオものづくりにおいては世界市場で伍していく競争力を持っているのではないでしょうか。
そこで今回は、サーキュラーエコノミーとの関連性が深いバイオものづくりについて世界各国の戦略や事例をご紹介しながら、炭素循環・循環社会への移行に向けてバイオモノづくりはどのような貢献ができるのか、留意すべきことは何かを考えていきます。ゲストとして、微生物を利用して合成タンパク質素材「Brewed Protein™」を開発・製造するバイオベンチャー企業Spiber株式会社執行役員・東憲児氏を迎えて、高い環境性能を誇る繊維としてスポーツアパレルブランドなどへの導入を進める意図は何か、タンパク質をはじめとする地球の生態系の中で循環可能な再生素材を環境負荷の高い産業における基幹材料に適用していく意義などについてお話いただきます。
スピーカー
東憲児 氏(Kenji Higashi/Spiber株式会社 サステナビリティ部門長兼執行役員)
1982年三重県生まれ。慶應義塾大学先端生命科学研究所で冨田勝教授に師事。
内容
- 世界のバイオモノづくり戦略、および事例
- サーキュラーエコノミーにおけるバイオものづくりの位置づけ
- 脱炭素・循環社会への移行に向けて、バイオモノづくりが果たせる役割とは?
当日の流れ
- 19:00~:オープニング
- 19:05~:編集部からの情報提供
- 19:30~:ゲストレクチャー
- 20:00~:ディスカッション・質疑応答
- 20:25~:クロージング
- 20:30:終了
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
イベントの詳細
- 日時:2025年5月20日(火)19:00~20:30
- 会場:オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
- 定員:30名(先着順)
- 参加費用(すべて税込):
- 一般 2,000円
- Circular Economy Hubコミュニティ会員 無料
- Circular Economy Hub読者会員 1,000円
- Circular Economy Hubニュースレター登録者 1,500円
- 学生 1,000円
- お申込み方法:Peatixからお申し込みください。
- 主催:Circular Economy Hub
※Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください。
※各会員の皆様は、別途編集部から届く案内にてクーポンコードをご確認ください。
対象者(こんな方におすすめ)
- 生物資源やバイオテクノロジーを活用したビジネスを検討している方、関心のある方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
イベントの詳細・お申込み
下記のURLより詳細をご確認のうえ、お申し込みください。
https://circular-x51.peatix.com/
【関連サイト】Circular Economy Hub