【Circular Economy Hub】10/30オンラインイベント「サーキュラーエコノミーとブルーエコノミー。事業と海洋、循環の接点を探る」を開催します
- On 2023年10月23日
- Circular Economy Hub, Circular X, ウェルビーイング, サーキュラーエコノミー, ブルーエコノミー, 循環型経済, 循環経済, 持続可能性, 海洋産業, 海洋資源
Circular Economy Hubでは2021年4月よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
10月のテーマは「サーキュラーエコノミーとブルーエコノミー。事業と海洋、循環の接点を探る」
日本は豊かな海に囲まれ、私たちは海の恵みとともに生活を営んできました。
しかし、プラスチックごみや重油流出による汚染、藻場やサンゴ礁の喪失、過剰漁獲などによる生物多様性の減少をはじめ、日本および世界の海洋資源は脅威にさらされています。
こうした海洋資源の危機に対応するための解決策の一つとして、近年ブルーエコノミーが注目されています。ブルーエコノミーの明確な定義はないものの、世界銀行は「海洋生態系の健全性を維持しながら、経済成長、生計の向上、雇用のために海洋資源を持続的に利用すること」と明記しています。ブルーエコノミーは2015年に国連が定めた17の持続可能な開発目標のうち、特に目標14「海の豊かさを守ろう」に大きく貢献すると考えられています。
今回は、循環型の取り組みを推進するサーキュラーエコノミーがどのように海洋資源の持続可能な利用・経済成長・人のウェルビーイングなどに貢献できるのかを学んでいきます。水産業の持続可能性向上・人材育成・地域活性化を目指して事業を展開する一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンのCo-Founder SeaSO 長谷川琢也氏、タイでのサンゴ礁育成プロジェクトを展開しているAGCヴィニタイ(AVT)のコーポレートコミュニケーション部 副部長 ヴィラヤ・クンプロム氏(逐次通訳あり)、ガラスカレットを活用した人工干潟の再生事業などを展開しているAGC株式会社の技術本部 企画部 協創推進グループ マネージャー 中川浩司氏をお迎えし、サーキュラーエコノミーとブルーエコノミーについて学びを深めてまいります。
ゲストスピーカー
長谷川琢也 氏:一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン Co-Founder SeaSO、株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング 取締役
LINEヤフー株式会社 サステナビリティ推進統括本部 CSR本部 課題解決メディアチーム、SDGsメディア「Yahoo! JAPAN SDGs」編集長、一般社団法人DO FOR FISH 事務局長、株式会社and BLUE 取締役。
1977年3月11日生まれ。自分の誕生日に東日本大震災が起こり、思うところあってヤフー石巻復興ベースを立ち上げ、石巻に移り住む。被災地の農作物や海産物、伝統工芸品などをネットで販売する「復興デパートメント(現エールマーケット)」や、漁業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるため、地域や職種を超えた漁業集団フィッシャーマン・ジャパンの立ち上げに従事。現在は持続可能な地域や社会をつくるため、LINEヤフーでは地域の脱炭素事業を後押しする「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」や、SDGsに特化したWebメディア「Yahoo! JAPAN SDGs」編集長を担当。フィッシャーマン・ジャパンのノウハウの全国展開にも取り組んでいる。
ヴィラヤ・クンプロム 氏:AGCヴィニタイ(AVT)コーポレートコミュニケーション部 副部長
社内コミュニケーション、社外コミュニケーション、デジタルメディアコミュニケーション、コミュニティ・リレーションズ、メディア・リレーションズ、危機管理コミュニケーション、ソーシャル・プロジェクト/活動、特別な企業イベントなど、コミュニケーションに関するあらゆる業務を担当。
AVTのCSRプロジェクトの一つに、20年以上続いているサンゴの養殖プロジェクトがあり、プロジェクトを統括している。
海洋・沿岸資源省、国立公園・野生生物・植物保護省、チュラロンコン大学水生資源研究所、ランバイ・バーニ・ラジャバート大学、第一海軍地域司令部、サンゴ保護財団、沿岸地域社会の強力な支援を受け、同プロジェクトは環境、地域社会、教育に好影響を与えており、主要パートナーから多大な支援を受ける規模にまで成長した。現在までに、サンゴの養殖プロジェクトは10地域に設立され、毎年2地域に拡大されている。
中川浩司 氏:AGC株式会社 技術本部 企画部 協創推進グループ マネージャー
2006年入社。研究開発から始まり、主にスマートフォンのカバーガラス開発に携わる。その後、シリコンバレーでの技術マーケティングを機に、本場のデザイン思考と出会う。現在は社外との協創活動とデザイン思考により新しい価値創出を担当。素材屋視点のサーキュラーエコノミーモデルの構築と実装に力を入れている。
内容
- ブルーエコノミーとは?ブル―エコノミーに関する動向
- 水産業における循環型の取り組み:持続可能性向上・人材育成・地域活性化・展望など
- 海洋資源の再生プロジェクト:背景・取り組み内容・展望など
- ブルーエコノミー実現に向けたサーキュラエコノミーの可能性
当日の流れ
- 19:00~:オープニング(5分)
- 19:05~:Circular Economy Hubメンバーによる解説(25分)
- 19:30~:一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンによる発表(30分)
- 20:00~:AGCヴィニタイ(AVT)、AGC株式会社による発表(40分)
- 20:40~:ディスカッション/質疑応答(15分)
- 20:55~:クロージング(5分)
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
プログラムを通じた到達イメージ
- サーキュラーエコノミーとブルーエコノミーの取り組みを学び、理解を深める
- 組織・個人レベルで海洋産業の循環型の取り組みに関する行動の可能性を模索する
対象者(こんな方におすすめ)
- ブルーエコノミーに関心がある方
- 持続可能かつ循環型の食および海洋産業の創造・実践に関心がある方
- 海洋資源の再生に関心がある方
- サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方、概念をおさらいしたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
- 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも
イベントの詳細
- 日時:2023年10月30日(月)19:00-21:00
- 会場:オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
- 定員:30名(先着順)
- 参加費用:一般 2,000円、Circular Economy Hubコミュニティ会員 無料、Circular Economy Hub読者会員 1,000円、Circular Economy Hubニュースレター登録者 1,500円
- お申込み方法:Peatixからお申し込みください。
- 主催:Circular Economy Hub
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イベントの詳細・お申込み
下記のURLより詳細をご確認のうえ、お申し込みください。
https://circular-x30.peatix.com/