【IDEAS FOR GOOD】6/16オンラインイベント「『捨てる』から考える、まちのサーキュラーデザイン 〜 多摩美術大学TUB × 鹿児島県大崎町の実践 〜(Climate Creative Cafe.07)」を開催します
- On 2023年6月1日
- Climate Creative, IDEAS FOR GOOD, SDGs, サステナビリティ, サーキュラーエコノミー, サーキュラーデザイン, ソーシャルグッド, 循環型経済, 気候危機, 社会課題解決, 資源循環, 鹿児島県大崎町
当社が運営する、社会を「もっと」よくするためのアイデアを集めたウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」は、6月16日にオンラインイベント「『捨てる』から考える、まちのサーキュラーデザイン 〜 多摩美術大学TUB × 鹿児島県大崎町の実践 〜(Climate Creative Cafe.07)」を株式会社メンバーズとともに開催します。
IDEAS FOR GOODでは、創造的なアイデアやコミュニケーション、ビジネスモデルの創出を通じて気候危機に立ち向かうプロジェクト「Climate Creative」を株式会社メンバーズとともに実施しています。 Climate Creative Cafeでは、連続イベントで気候危機に関する課題解決に向けて、さまざまな業界や組織・立場における1人1人のクリエイティブなアプローチに着目し、参加者の皆さんと共に実際のアクションへとつなげていきます。(過去のイベント一覧)
今回のテーマは「『捨てる』から考える街づくり」
7回目となる今回のテーマは「『捨てる』から考える街づくり」。ゼロウェイストなまちづくりとして有名なのは徳島県上勝町ですが、ほかにも徳島県徳島市では燃やせるごみの呼称を「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に変更したり、2006〜2020年の間に14回のリサイクル率日本トップを記録した鹿児島県大崎町では企業や海外を巻き込んで「世界の未来をつくる町」を掲げたりといったまちぐるみで循環を支える動きがあります。
資源が循環するまちづくりをするうえで、大切なのは「捨てる」視点。資源循環させるために必要なことは、例えば街のなかで共通言語を醸成するための町民が学ぶ機会、まちのなかだけではできないリサイクルを実現するための街の外との連携や「捨てる」前提をデザインしなおす仕組みづくりなどがあります。具体的にどのように取り掛かればよいのでしょうか。また、課題を乗り越えるための考え方とはどんなものでしょうか。
今回お招きするのは、多摩美術大学美術学部 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻教授の濱田芳治氏と、鹿児島県大崎町をフィールドに活動する合作株式会社・取締役の鈴木高祥氏。多摩美術大学では、「すてる」を考え社会や産業を支えていくデザインを目指し、複数の企業と共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げました。合作株式会社では、大崎町を舞台にすべての資源が循環する持続可能な社会をつくるプロジェクト「OSAKINIプロジェクト」の事務局を担っています。
本イベントでは、お二方の循環するまちづくりにアプローチされてきた実績のほか、人づくりにおける創造的な視点や課題の乗り越えかたを伺っていきます。みなさまのご参加をお待ちしています。
当日の流れ
- 19:00~:オープニング
- 19:10~:第1部 インプットトーク「すてるデザイン・OSAKINIプロジェクトの取り組み」
- 街をサーキュラーにするために必要な創造的な視点とは?
- 人を惹きつけ巻き込む、循環する街ってどんな街?
- 19:35~:第2部 クロストーク「『捨てる』を考える共創のまちづくり」
<中締め・休憩> - 20:10~:第3部 参加者ダイアログ
- 20:50~:クロージング
イベント概要
- 日時:2023年6月16日(金)19:00~21:00(※Zoomオープン 18:50)
- 開催場所:オンラインZoom(ミーティング機能)
- 参加費用:無料
- 参加方法:Zoom※イベント中レコーディングを行います。参加者の皆さんのお顔や声はレコーディングされませんのでご安心ください。
- 主催:IDEAS FOR GOOD
- お申し込み:こちらよりお申し込みください
対象者(こんな方におすすめ)
- 気候変動問題の解決に関心のある方
- 社会課題解決に取り組むNPO/NGOの方
- 企業のESG・SDGs・サステナビリティご担当者
- 企業のマーケティング・広告・PRのご担当者
- デザイナーやエンジニアの方
- 「まち」のキーワードに興味のある方
- その他、興味がある方であればどなたでも
登壇者紹介
濱田芳治 氏(多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻教授)
インハウスデザイナーとしてスポーツプロダクトの開発、ブランディング業務に携わった後、Studio Galleryworksを設立。グッドデザイン賞の審査委員を歴任。2021-科学技術振興機構ACT-X 領域アドバイザー。TUBすてるデザイン プロジェクトリーダー。
鈴木高祥 氏(合作株式会社 取締役 株式会社カゼグミ 代表取締役)
茨城県水戸市出身。ファシリテーション、企画立案を軸に事業をサポート。2006年ごろからソーシャルデザインの文脈に関わる。関東圏に軸足を置きながら、地方での関係人口やシティプロモーション事業に2016年から従事し、合作に2021年4月から取締役として参加。参加型のプロセスデザインや三方よしの企画を考えることで、課題に対する新しいアプローチを生み出し、実行フェーズの裏方まわりをお手伝いすることが多い。
我有才怜 氏(株式会社メンバーズ)
2017年新卒入社。2018年よりデンマークのデザインコンサルティング会社Bespoke(現:Manyone)の「Futures Design」メソッドの日本展開に従事し、社会課題解決型のビジネスモデルやマーケティング施策の立案・実行支援を担当。2023年4月からは、企業の脱炭素を後押しすべく、Scope3削減事例に特化した「脱炭素DX研究所」の所長を務める。
宮木志穂(当社 IDEAS FOR GOOD Business Design Lab)
在学中は英国リーズ大学に留学し社会学を専攻。2019年よりIDEAS FOR GOODで国内・東南アジア・ヨーロッパを中心にサステナブル企業/団体を取材。世界のアイデアを組織のサステナビリティ推進の加速に繋げたいと思い、2020年IDEAS FOR GOOD Business Design Labを立ち上げる。社内教育支援、オウンドメディア運営や事業開発の伴走支援等に幅広く取り組む。
Climate Creative(クライメイト・クリエイティブ)とは?
Climate Creativeは、一人一人が持つクリエイティビティ(創造力)を信じ、創造的なアイデアやコミュニケーション、ビジネスモデルの創出を通じて気候危機に立ち向かう、IDEAS FOR GOODと株式会社メンバーズによる共創型プロジェクトです。「創造力で、気候危機に立ち向かう」をコンセプトに、気候危機とクリエイティビティをテーマとするイベントやアイデア創出ワークショップ、人材育成プロジェクトなどを展開していきます。
URL:創造力で気候危機に立ち向かう「Climate Creative」特設ページ
過去のイベントレポート
- 【イベントレポ】気候危機に、ガラスができることはある?「クリエイティブ・サーキュラリティ」を考える
- 【イベントレポ】クリエイティビティを民主化しよう。気候危機に立ち向かう「企画」のつくりかた
- 【イベントレポ】CO2排出量表示はヒトの行動を変えるか?コミュニケーションを再設計する
【参照ページ】IDEAS FOR GOOD「【6/16開催】『捨てる』から考える、まちのサーキュラーデザイン 〜 多摩美術大学TUB × 鹿児島県大崎町の実践 〜(Climate Creative07)」
【関連サイト】IDEAS FOR GOOD