【Circular Economy Hub】12/17オンラインイベント「政治と政策、注目ビジネス、プラスチック 2024年のサーキュラーエコノミー 振り返りと展望」を開催します
- On 2024年12月5日
- Circular Economy Hub, Circular X, SDGs, サーキュラーエコノミー, サーキュラーシティ, ネイチャーポジティブ, プラスチック, 展望, 循環経済, 振り返り, 生物多様性
Circular Economy Hubでは2021年よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
2024年12月は、編集部メンバーがサーキュラーエコノミーの視点から今年一年を振り返り、3つの重要テーマで今後のサーキュラーエコノミーの動向を展望します。
2024年は世界の主要国・地域で選挙が行われた「選挙イヤー」で、6月にはサーキュラーエコノミーを主導する欧州連合(EU)の議会議員選挙、11月には米国の大統領選挙が行われました。欧州では、気候変動対策の推進を通じた成長を標榜するグリーンディール政策に批判的な右派勢力の伸長によって一部施策で優先度が低下する可能性が指摘されるも、最大勢力の中道グループが過半数を維持したことで同政策の推進路線は維持される見通しです。
これに対して、米国では共和党ドナルド・トランプ氏の大統領戦勝利で「トランプ2.0」時代に突入することになり、国際的な気候変動対策の枠組みであるパリ協定からの再離脱を筆頭に、環境・エネルギー政策の大幅な後退への懸念が一気に高まっています。世界の二大勢力である欧州と米国の政治情勢の変化は、今後の気候変動対策やサーキュラーエコノミーに関わる政策の進展に具体的にどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか?
サーキュラーエコノミーの進展に伴って、各企業ではサーキュラーエコノミーを事業戦略に組み込む動きが本格化しています。長年にわたって変わらない業界のあり方やビジネス慣行などもあってサーキュラーエコノミーの事業化に苦戦する状況も垣間見える一方で、大胆な戦略変更などによってサーキュラーエコノミーで収益化できるポートフォリオの構築に成功しつつある企業も出てきました。サーキュラーエコノミーの事業化に際して、改めてどのような点に留意すべきなのでしょうか?
パリ協定やSDGsの目標年である2030年が近づきつつある今、気候変動対策やサーキュラーエコノミーの重要度はますます高まっているはずです。しかしここ数年、炭素回収・貯留(CCS)や再生可能エネルギーに関する次世代技術、リサイクル技術の開発などといった高度な技術で地球規模の環境危機を乗り越えられるとする言説や実践に対する懐疑的な見方が広がるとともに、欧州を中心に「脱成長」に関連した研究や議論も加速してきました。気候危機がいよいよ顕在化し、人々の分断・孤立も深刻化する中で、サーキュラーエコノミーは今後どのような価値をもって地球規模の課題の克服に貢献できるのでしょうか?
今回は以下のポイントで2024年中のサーキュラーエコノミーに関連した動きを振り返るとともに、これからのサーキュラーエコノミーの推進に当たって注目すべきテーマを中心に考察、展望します。
- サーキュラーエコノミーと政治 規制と戦略への影響は?
- 国内外の注目企業事例に見る、「成功する」サーキュラーエコノミービジネスとは?
- 3つの重要テーマから、これからのサーキュラーエコノミーを展望する
- プラスチック
- 生物多様性・ネイチャーポジティブ
- サーキュラー都市・コミュニティデザイン
当日の流れ
- 17:00~:オープニング・編集部より:Circular Economy Hubのご紹介
- 17:05~:編集部より各トピックについてレクチャー
- 18:00~:質疑応答・ディスカッション
- 18:25~:クロージング
- 18:30:終了
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
イベントの詳細
- 日時:2024年12月17日(火)17:00-18:30
- 会場:オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
- 定員:30名(先着順)
- 参加費用(すべて税込):
- 一般 2,000円
- Circular Economy Hubコミュニティ会員 無料
- Circular Economy Hub読者会員 1,000円
- Circular Economy Hubニュースレター登録者 1,500円
- 学生 1,000円
- お申込み方法:Peatixからお申し込みください。
- 主催:Circular Economy Hub
※Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください。
※各会員の皆様は、別途編集部から届く案内にてクーポンコードをご確認ください。
対象者(こんな方におすすめ)
- サーキュラーエコノミーの国内外の最新動向を押さえておきたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
イベントの詳細・お申込み
下記のURLより詳細をご確認のうえ、お申し込みください。
https://circular-x46.peatix.com/
【関連サイト】Circular Economy Hub