【Circular Yokohama】3/20イベント「横浜らしいウェルビーイングを考える共創ワークショップ」を開催しました
- On 2023年3月24日
- Circular Yokohama, ウェルビーイング, サーキュラーエコノミー, ワークショップ, 地域コミュニティ, 地域循環経済, 循環型経済, 横浜, 横浜市役所, 社会課題
当社が運営する、横浜の循環経済を促進するプラットフォーム「Circular Yokohama」は3月20日に「横浜らしいウェルビーイングを考える共創ワークショップ」を横浜市役所にて開催しました。
人口約370万人を誇る日本最大の基礎自治体として、多様な人々が住み暮らし、働くまち、横浜。横浜らしい「ウェルビーイング」とは、一体どのようなものなのでしょうか?気候変動や少子高齢化など様々な環境・社会課題に直面している横浜が地域全体のウェルビーイングを実現し、多様な市民がお互いに支え合いながら長期的に幸せに暮らしていくために、私たちは一体何をすればよいのでしょうか?
横浜市・一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス・NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ・当社の4者は2021年12月、公民連携で循環経済の推進による市民のウェルビーイングの向上を目指して「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定」を締結しました。
本協定では、横浜版の地域循環経済ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を掲げ、資源や製品の循環に限らず、循環を通じた「ひと」のエンパワーメントによる持続可能なまちづくりを目指しています。この新たな社会経済ビジョンは、SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。“plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味が込められています。
サーキュラーエコノミーplusでは、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)が開発した市民の幸福感を高めるための日本独自のまちづくり指標「Liveable Well-Being City指標(以下、LWC指標)」を活用し、横浜市民のウェルビーイングの可視化・向上を目指しています。
そこで、今回はこのLWC指標を活用して横浜のウェルビーイングを取り巻く現状を分析した結果を共有した上で、「横浜らしい」ウェルビーイングの形を参加者の皆様と一緒に考える共創型のワークショップを開催しました。
イベント概要
- 企画名:「横浜らしいウェルビーイングを考える共創ワークショップ」
- 日時:2023年3月20日(月)10:00-12:00(2時間)
- 参加人数:30名
- 場所:横浜市役所 1階 アトリウム・スペースAB
- 参加費用:無料
- 主催:当社、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
- 共催:横浜市政策局
当日の流れ
- 第一部:Livable Wellbeing-City 指標の紹介
・明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」の紹介(20分)
・横浜市のウェルビーイング指標分析結果のご紹介(20分)
・質疑応答・ディスカッションタイム(10分) - 休憩(5分)
- 第二部:横浜らしいウェルビーイングを考えるワークショップ
・横浜らしいウェルビーイングを考えるワークショップ(50分)
・発表タイム(5分) - まとめ・写真撮影(5分)
こんな方におすすめ
- LWC指標やウェルビーイングの指標化に興味がある方
- 横浜らしいウェルビーイングとは何かについて考えたい方
- その他、興味がある方であればどなたでも
ワークショップファシリテーター
関口昌幸 氏(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)
2012年から横浜市政策局政策支援センターにて「市民参加型の課題解決の実現」「地域経済の活性化」のためにオープンデータ活用による地域課題解決イノベーションの仕組みづくりに従事。現在は同市政策局共創推進室にて、産官学民の共創による地域課題解決拠点、リビングラボを市内各地で展開。2019年、循環型まちづくりによる公民連携イノベーションモデルとして「サーキュラーエコノミーplus」ビジョンを策定。
加藤佑(Circular Yokohama・当社代表)
2015年に当社を創業。2020年から横浜のサーキュラーエコノミー推進メディアプラットフォーム「Circular Yokohama」を運営。横浜市、横浜市内企業や教育機関、NPOなどと協働しながら、サーキュラーエコノミーをテーマとするイベント・ワークショップ・教育プログラムの企画・運営、サーキュラーデザイン展の企画・開催などを幅広く展開。ほか、社会をもっと良くするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」やサーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などの運営も手がける。
主催者紹介
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。
団体URL:https://yokohamalab.jp/
LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。
団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/
Circular Yokohama(当社)
Circular Yokohamaは、当社が運営する、横浜市内における循環経済推進メディア・プラットフォーム。横浜市および市内の事業者や教育機関、NPOらと連携しながら、イベントやワークショップ、学習プログラムや展示・販売など様々な活動を通じて循環経済の普及・推進に取り組む。当社は、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などサステナビリティ領域における複数のデジタルメディアを運営するほか、国内外の機関と連携しながら企業や自治体のサステナビリティ・循環経済への移行を支援している。
※本セミナーは、横浜市、当社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業として実施しました。
【参照ページ】Circular Yokohama「【3/20】『横浜らしいウェルビーイングを考える共創ワークショップ』を開催します」
【関連サイト】Circular Yokohama