【IDEAS FOR GOOD】2/27イベント「サーキュラーデザインのジレンマをどう乗り越える?『Circularity DECK』体験ワークショップ」を開催します
- On 2024年2月15日
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当社が運営する、社会を「もっと」よくするためのアイデアを集めたウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」は、2月27日にイベント「サーキュラーデザインのジレンマをどう乗り越える?『Circularity DECK』体験ワークショップ」を株式会社メンバーズとともに開催します。
IDEAS FOR GOODでは、創造的なアイデアやコミュニケーション、ビジネスモデルの創出を通じて気候危機に立ち向かうプロジェクト「Climate Creative」を株式会社メンバーズとともに展開しています。今回は、サーキュラーエコノミーに関心をお持ちの方や、実際に循環型ビジネスを計画されている企業の方などを対象に、サーキュラーデザインアイデア創出ツール「Circularity DECK(サーキュラリティデッキ)」の体験ワークショップを開催します。
「Circularity DECK(サーキュラリティデッキ)」とは
廃棄物・汚染を出さず、原材料と製品の価値を高く保ちながら自然を再生させる循環型ビジネスの実践にむけ、今さまざまな企業が取り組みを加速させています。一方でその具体化は一筋縄ではいかないことが多いです。例えば、製品の耐久性を高めるための複合素材の接合がリサイクルの可能性を下げてしまうことや、商品使用後の回収の仕組みでCO2排出量が増えてしまうこと。また、経済合理性を担保することの難しさもあります。
循環型ビジネスモデルへのシフトには、既存のサービス・製品形態にとらわれない、新しい発想や創造性が肝要です。そこで役立つツールが、サーキュラーエコノミー先進国のオランダ・マートリヒト大学で開発された「Circularity DECK(サーキュラリティデッキ)」。それぞれのカードにはサーキュラーエコノミーの原則をもとにした5つの資源戦略と3つの階層をかけあわせたアイデアや視点、事例が書かれており、資源調達から製造、利用、回収、再資源化まで一貫した循環型ビジネスモデルとシステムの創出をサポートしてくれる作りになっています。メーカーや小売業、金融など業界を問わず、新規事業開発や社内研修などで活用されています。
このワークショップでは、カードを使って、日常にある製品の循環型デザインにおける問題点(コンフリクト)や相乗効果(シナジー)を再考し、創造的な循環型ビジネスモデルを短時間で発案する体験をしていきます。また、当日は内装業界でサーキュラーエコノミーに取り組み、エシカルなパートナーと持続可能な社会を共創するプラットフォーム「Ethical Design Lab.」所長を務める株式会社船場の福島正和氏にインスピレーショントークとしてお話を伺います。
サーキュラーデザインのジレンマを感じていて具体的なビジネスモデルの創出にお悩みの方、サーキュラーデザインに関心のある方とのつながりを作りたい方、テーマに少しでもご関心のある方はぜひご参加ください。
※本ワークショップは2023年8月・12月に開催されたサーキュラリティデッキ体験ワークショップと同じ内容となっております。あらかじめご了承ください。(体験レポートはこちら)
当日の流れ
- オープニング:3分
- インスピレーショントーク:35分
- サーキュラーデザインとは?/今回のテーマ
- ゲストトーク(ゲスト:株式会社船場 Ethical Design Lab. 所長 福島正和氏)
- Circularity DECKとは?:20分
- Circularity DECK体験ワークショップ:70分
- 共有:10分
- 振り返り+クロージング:5分
- ネットワーキング:16:00より約30分(希望者のみ)
※変更になる可能性がございます。
こんな方におすすめ
- 環境に配慮しつつ売上も増大できる製品・サービスを提案したい開発担当者
- 循環型ビジネスモデルの創出に悩む新規事業開発担当者
- サーキュラービジネスで企業価値を上げたいマーケティング担当者
- 環境配慮の必要性に迫られながらも、ビジネスモデルの変革に難しさを感じている方
- サーキュラーデザインを包括的に学びたい方
- サーキュラーエコノミーの推進に興味がある方
イベント概要
- 開催日時:2024年2月27日(火)13:30〜16:30(開場13:15)
- 開催場所:メンバーズ晴海オフィス会議室(東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 35階)
- 定員:20名
- 参加費用:無料
- お申込み方法:Peatixイベントページよりお申し込みください。
- 主催:IDEAS FOR GOOD Business Design Lab(当社)/株式会社メンバーズ
※申込期限は2024年2月26日(月)15:00です。
※応募者多数の場合、抽選にさせていただくことがあります。
スピーカーの紹介
福島正和 氏(株式会社船場 Ethical Design Lab. 所長)
2005年入社以来「テラスモール湘南」や「東京ステーションシティ グランスタ」等の商業施設を手掛け、マスタープランから共用部環境デザイン等、様々な局面で空間づくりに従事。2023年よりエシカルデザイン本部に所属し、空間づくりにおけるサーキュラーエコノミーを推進すべく共創パートナーの開拓などを行い、2024年よりEthical Design Lab.所長を務める。
我有才怜 氏(株式会社メンバーズ)
2017年新卒入社。2018年よりデンマークのデザインコンサルティング会社Bespoke(現:Manyone)の「Futures Design」メソッドの日本展開に従事し、社会課題解決型のビジネスモデルやマーケティング施策の立案・実行支援を担当。2023年4月からは、企業の脱炭素を後押しすべく、Scope3削減事例に特化した「脱炭素DX研究所」の所長を務める。
小島弘久(当社 IDEAS FOR GOOD Business Design Lab)
新卒でIDEAS FOR GOOD Business Design Labにジョイン。サステナビリティ・サーキュラーエコノミーに関するリサーチ、サービスデザイン、社内浸透、プロモーションなど、企業・自治体向けの支援を行う傍ら、ファシリテーションやサーキュラーデザインワークショップなど、サステナビリティ推進のためのプログラム開発を担当。
【参照ページ】IDEAS FOR GOOD「サーキュラーデザインのジレンマをどう乗り越える?『Circularity DECK』体験ワークショップ」
【関連ページ】創造力で気候危機に立ち向かう「Climate Creative」特設ページ
【関連サイト】IDEAS FOR GOOD