プレミアグループ、最終的な判断は人間が行う原則などを定めた「グループAIポリシー」を策定・施行

プレミアグループは11月2日、AIの使い方についてグループ共通のルールを定めた「グループAIポリシー」を、11月1日付で策定・施行したと発表した。同社は自動車に関連する複数のサービスを手がけている。ポリシーの対象は、同社とその子会社、関連会社だ。
同社は発表で、AIは新しい価値を生む可能性を持つ一方、情報の漏えいやプライバシーの侵害、誤った情報の生成などのリスクを社会にもたらす可能性もあると説明した。グループとしては「人財×データ×AI」を組み合わせたDX戦略が競争力の根幹だとし、ポリシーは積極的な活用を支える「守り」のルールと位置づけた。
ポリシーは最初に「人間中心」を掲げ、人の可能性を広げる新しい価値づくりの助けとしてAIを使うことを基本とした。AIが出した結果の根拠や事実関係を確かめることを徹底し、最後の判断や意思決定は人間が担うことを原則とする。AIの利用で起こりうる偏見や差別、プライバシーの侵害などにも配慮し、グループの人権方針を守って使うよう努める。
「人間中心」とは別に、守るべき原則として「公平性の確保」「透明性及び説明責任の確保」「情報セキュリティの確保」「プライバシー保護」「知的財産保護」の5つを挙げた。知的財産保護では、AIへのデータの入力と生成物の利用で権利の侵害が起こりうると把握したうえで、法令や社内ルールに従った安全なAIの利用を進めるとした。
活用の方針では、会社が承認した安全な環境でAIを使うサービスの開発を進め、開発を支えるAIプラットフォームに積極的に投資すると定めた。レベルを4段階に分けたDX人材の育成プログラムと連動して、全社員のAIを使う力の向上を図る。
体制の面では、専門の「AIガバナンス分科会」を9月に設けた。既存の「情報セキュリティ分科会」や社外の専門家とも連携し、実際の運用とルールがずれないよう見直しを素早く重ねる。国内外の法令やガイドラインを参照してAIに関するグループ独自のルールなどを体系的に整えるほか、ポリシー自体も必要に応じて見直し、改定する。
【関連サイト】プレミアグループ「プレミアグループ、全社的なAI活用を加速する「グループAIポリシー」を策定」
【関連サイト】プレミアグループ「グループAIポリシー」









