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企業向け生成AIを手がけるAllganize Holdings、東証グロース市場に上場。6月末の契約社数は240社

東京都渋谷区のAllganize Holdingsは11月4日、東京証券取引所のグロース市場に上場した。同社グループは日本、米国、韓国を中心に、企業向けの生成AIサービスを展開する。

中核サービスの「Alli LLM App Market」は、社内文書をもとにした回答の生成、議事録の作成、契約書の点検など、100以上の生成AIアプリから選んで業務に使うプラットフォームだ。

同社グループは4月、業務用のアプリやAIエージェントをチャットの指示だけで作る、企業向けのバイブコーディングのプラットフォーム「Alli Coworker」の提供を始めた。6月末時点で、日本、米国、韓国の累計19社の有料顧客が導入した。

上場日に公表した資料で、同社はサービスをSaaSとオンプレミスの両方で同時に提供できることを最大の強みに挙げた。クラウドを使いにくい金融機関や官公庁などに、オンプレミスでも同等の機能を届けられると説明する。

技術面では、独自開発の「Alpha v2」を含む複数の大規模言語モデルの選択・切り替え、ノーコードのAIエージェント構築機能、エージェント型の検索拡張生成(Agentic RAG)などを核に据える。

契約社数は、2025年9月期末の223社から今年6月末に240社となった。2025年10月から今年6月までの連結売上高は13億9,800万円、営業利益は2億3,700万円だった。

業績予想では、2026年9月期の売上高は前期比51.0%増の20億1,800万円、営業利益は3億4,100万円(前期は2億600万円の損失)を見込む。2027年9月期は売上高が前期比58.3%増の31億9,500万円、営業利益が同206.8%増の10億4,900万円の見込みだ。予想は8月の取締役会で決めたもので、結果が予想と異なる可能性があると資料は注記している。

同社は資料で、今後の成長を妨げうる主な要因や課題に、費用の高さと投資対効果を示す難しさ、専門人材の不足やスキルギャップ、ハルシネーションを含む精度と信頼性の問題などを挙げている。

【関連サイト】Allganize Holdings「東京証券取引所グロース市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」

【関連サイト】Allganize Holdings「東京証券取引所グロース市場への新規上場承認に関するお知らせ」

画像:Editorial credit: slyellow / Shutterstock.com