本文へ移動
Harch AI Lab AI Learning & Research Mediapowered by Artiql Inc.

リンクアンドモチベーションと松尾研究所ら、野村グループのAI人材育成「AI Academy」の支援を開始

リンクアンドモチベーションは11月4日、松尾研究所、リンクアカデミーと連携し、野村グループの役職員向けのAI人材育成プログラム「AI Academy」の支援を始めたと発表した。プログラムの企画と実施は野村グループが担い、3社は研修コンテンツの開発と提供で支援する。

AI Academyの実施期間は5月から2027年3月までで、14のプログラムがある。シニアリーダー向けは選抜制で、野村グループの全役職員を対象にしたオープンカリキュラムは手を挙げて参加する形をとる。

シニアリーダー向けのプログラムは、AI時代の意思決定や組織変革がテーマだ。このうちAIリーダー向けの「AIリーダープログラム」では、AIが事業・組織・人材の戦略をどう変えるかを理解し、変革を率いるための視座と判断力を養う。また、「AIトップガンワークショップ」では、参加者が体験しながらAIの可能性と限界をつかみ、業務に適用できるかや変革の方向性を話し合う。

AI推進者向けには、活用テーマの決め方や業務プロセスの見える化、ROIの設計などを学び、自社の変革プロジェクトを進める力をつけるプログラムがある。技術者向けの講座では、大規模言語モデルや小規模言語モデル、AIエージェントなどを取り上げ、技術の原理や限界を理解し、業務に適用するための設計と実装の力を高めることを目指す。

野村グループ人材開発部の担当者はコメントで、AI Academyはこれまで進めてきたDigital IQなどのデジタル人材の育成を発展させたものだと説明した。AIの活用を一部の専門部署だけのものにせず、経営層から全役職員まで役割ごとに学ぶ機会を設けているとも述べた。

リンクアンドモチベーションは2025年9月に松尾研究所と相互協力の基本合意を結んでおり、今回の支援をその協業の具体化と位置づける。松尾研究所の担当者はコメントで、AIを現場に取り入れることは多くの企業で可能になってきたとし、いま難しいのは事業の成果につなげることだと述べた。

【関連サイト】リンクアンドモチベーション「野村グループのAI人材育成プログラム「AI Academy」を支援」

画像:Editorial credit: VTT Studio / Shutterstock.com