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Anthropic、登録届出書でSpaceX.AIとの最大1,205億ドルの計算資源の契約を開示。2027年から解約可能

米Anthropicは10月26日に米証券取引委員会に提出した、新規株式公開のためのForm S-1の登録届出書に、SpaceX.AIとの計算資源の契約の条件を記載した。同社は5月から10月にかけて、NVIDIAのGPUによる計算資源を使うため、SpaceX.AIと複数の契約を結び、内容を変えてきた。SpaceX.AIはSpace Exploration Technologiesの完全子会社で、以前の名称はX.AIだった。Anthropicは一連の契約で、2029年まで続く期間に合計で最大1,205億ドルを支出することに合意したという。

各契約の当初の解約できない期間は、契約によって2027年1月か3月に終わる。その後は、どちらの当事者も90日前までに書面で通知すれば解約できる。S-1によると、すべての計算能力の引き渡しが終わったあとの支払いは、合計で月に約31億ドルになる。引き渡しの完了は12月の見込みだ。

S-1は契約上の義務を説明した項で、特に大きな既存の契約の一つとして、この一連の契約を挙げている。同じ項に載るほかの契約のうちGoogle、Amazon、Microsoftとの契約では、実際の利用量にかかわらず一定額以上を支出すると約束しており、相手方の是正されない重大な違反などを除いて解約できない。約束した額は、Googleとは2033年7月までに約1,145億ドル以上、Amazonとは2036年4月までに1,100億ドル以上、Microsoftとは2033年5月までに449億ドル以上だ。

Anthropicは5月6日に、SpaceXのデータセンター「Colossus 1」の計算能力をすべて使う契約をSpaceXと結んだと発表していた。同社は5月28日の資金調達の発表で、SpaceXとはColossus 1とColossus 2のGPUの能力を使う契約を結んだと記した。S-1はColossusに触れておらず、これらの契約とS-1の一連の契約との関係は示されていない。

S-1の表紙には、仮目論見書の記載は完全ではなく変わる可能性があり、登録届出書の効力が生じるまで株式は売却できないとの断り書きがある。

【関連サイト】Anthropic(米証券取引委員会のEDGAR)「FORM S-1 REGISTRATION STATEMENT UNDER THE SECURITIES ACT OF 1933」

【関連サイト】Anthropic「Higher usage limits for Claude and a compute deal with SpaceX」

【関連サイト】Anthropic「Anthropic raises $65B in Series H funding at $965B post-money valuation」

画像:Editorial credit: Justlight / Shutterstock.com