LinkedIn調べ、AI安全性の職が過去1年で91%増。AIフォレンジックアナリストの職も169%増

米LinkedInは9月29日、AI安全性の職が過去1年で91%増えたとするデータを発表した。同じ期間に、AIフォレンジックアナリストの職は169%増え、現場に配置されるフォワードデプロイド型の専門家への需要は226%伸びた。
同社は、採用の勢いが鈍るなかでも、AIはまったく新しい職種や技能の需要を生むことに寄与したと説明する。AIが過去3年で生み出した新しい雇用は200万近くにのぼるという。企業が求める技能は、働き手がLinkedInのプロフィールに書き足す技能の2倍の速さで変わっている。
新型コロナの感染拡大前と比べ、世界の採用は30%減り、応募者1人あたりの応募件数は30%増えたと同社は指摘する。同社によると、採用の仕事は人材戦略の色合いを強めており、LinkedIn上では採用の戦略を担う職の需要が増え、「Talent Intelligence」と「Strategic Talent Advisor」の職は前年比で急速に伸びている。
同社の委託でCensuswideが8月に行った調査では、米国の採用担当者の64%が、候補者を評価するときに誰を信頼でき何が本物かを見分けるのが難しくなっていると答えた。経営幹部の63%は、自社の採用部門の責任者が事業の成功に以前より重要になったと回答した。調査の対象は、従業員200人以上の企業に勤める米国の採用担当者500人と経営幹部500人だ。
これらの数字は、採用担当者が使うAIエージェントの新版「Hiring Assistant 2」の発表で示された。LinkedInは、データの出どころとして、この委託調査と、会員の活動や求人などLinkedIn上のデータを挙げる。AI安全性などの職の数え方や、対象の国は発表に書かれていない。









