ガートナー調査、人とAIエージェントが一緒に働く体制に向けて役割を設計し直す明確な計画があるCIOは4%

ガートナーは10月19日、CIOとテクノロジー部門の幹部2,002人に5〜7月に行った調査の結果を、米フロリダ州オーランドで発表した。人とAIエージェントが一緒に働く体制に向けて役割を設計し直す明確な計画があると答えたCIOは、4%にとどまった。
同社によると、AIでテクノロジーの開発にかかる費用や手間が下がると、テクノロジー関連の仕事の需要は全体として増える。同社は、これによりIT部門の人員は増えうる一方、役割の集約と拡大が同時に進むと説明し、2027年にIT部門の人員を増やす見込みの回答者が40%いることを挙げた。
同社のバイスプレジデント アナリスト、アリシア・マレリーは、AIが専門的な作業を担うにつれて、これまでの技術職の境目があいまいになり始めると述べた。例として、デザイナーはテストの作業もますますこなせるようになり、テスターも設計に加わると挙げ、組織に必要な役割の種類は減る一方、それぞれの役割が受け持つ範囲は広がるとの見方を示した。
調査では、AIの試行を本番に移さない判断の基準を設けているCIOは31%、本番で動いている価値の低いAIの取り組みをやめる基準を持つCIOは17%だった。同社は、この2年でAIのユースケースが増えるペースは速まったものの、成功する確率は5件に1件のままだと指摘する。マレリーは、こうした基準を設けて守ることは関係者がそろって取り組むもので、CIOには価値の低い投資から手を引く用意のある事業部門の協力が要ると述べた。









