Meta、AIモデル「Muse Wonder」を開発者向けに提供開始。AIエージェント「Muse」にも順次搭載へ

Metaは10月12日、AIモデル「Muse Wonder」と「Muse Wonder Full」を発表した。同社は2つのモデルを、自社のこれまでのモデルの中で最も高性能と位置づける。Muse Wonderは同日から、開発者などがMeta Model APIとMuse Codeで使えるようになった。Muse Wonder Fullは、Muse Codeの購読者に向けて同日から提供している。
Muse Wonderは近く、同社の個人向けAIエージェント「Muse」でも使われる予定で、まずMuseの購読者から順次提供する。Museについて同社は9月の発表で、米国でiOSとAndroidのアプリ、muse.aiで順次提供しているとしていた。今回の発表は、Muse Wonderを使える国や地域を示していない。
同社によると、2つのモデルは、保険金請求の手続きや賃貸借契約の読み解き、動くアプリの作成といった、仕事と暮らしでAIエージェントが担う作業に向けて作られた。機能の面では、会話をまたいで利用者にとって大事なことを覚えておき、目の前の作業にかかわる細部を呼び出す「Active Memory」を備える。もう1つの「Active Focus」は、作業が難しくなっても別の方法を試し、誤りから回復しながら目標まで作業を続ける機能だ。この機能では、必要に応じて利用者に不明な点を尋ね、重要なことを実行する前に確認を取る。
安全面では、許可なく私的な情報を共有しないことや、実際に害を及ぼす行為への手助けの依頼を断ることを、モデルに学習させた。一方で、開発者やセキュリティ担当者が自分たちのコードの欠陥を見つけるといった使い方は、妨げないようにした。追加の安全性評価を含む報告書は、近く公開する予定だ。
【関連サイト】Meta「Introducing Muse Wonder and Muse Wonder Full: Frontier Models for Agents」
【関連サイト】Meta「Introducing Muse: The World’s First Personal AI Agent Built for Everyone」









