Exa Enterprise AI、AIがモデル選びから実行まで支える「バディエージェント」を10月末に提供へ

エクサウィザーズのグループ会社、Exa Enterprise AIは2026年10月6日、法人向けの生成AIサービス「エクサベース AI」の新機能「バディエージェント」を、10月末に提供する予定だと発表した。AIキャラクター「パルン」が、目的に合ったAIモデルやAIエージェントを選び、実行や成果物づくり、使い方のヒントの提示までを通して支える。社内の文書から文脈を取り出して整理する「組織ナレッジ機能」も実装する予定だ。
バディエージェントの「おまかせチャット」では、利用者が目的を伝えると、パルンがAIモデルのほか、画像生成やDeepResearch機能などの標準のエージェント機能・ツールを選び、処理を進める。利用者はプロンプトの作り込みやツール選びを自分で行わずに済む。パルンは、利用者の業務の状況や使い方の傾向をもとに、過去の作業に続く次の作業を提案するなど、具体的な使いどころも示す。
組織ナレッジ機能では、業務マニュアル、規程、提案書など社内の資料を取り込むと、その組織のルールや用語、社内の事実を踏まえた回答になり、根拠にした資料も示される。社内で生まれた役に立つ活用事例やAIエージェントは、AIが、それを必要とする従業員に自動で共有し、提案する。
同社によると、生成AIの導入が多くの国内企業で進む一方で、現場ではAIを使いこなす層と活用が進まない層に分かれる「AI活用の二極化」が経営の課題になっている。従来型の生成AIツールは、業務にどう使うかの判断やプロンプトの作成を利用者自身に委ねるものが多く、成果が個人のリテラシーで左右されやすいと同社は説明する。同社はバディエージェントをこの二極化の解消に向けたものと位置づけ、個人の活用と組織での知見の共有をAIが支える利用体験の提供を目指して開発した。今後はバディエージェントを、企業のAX(AIによる企業変革)を進める中核の機能として拡充していく。
発表では、先行トライアルに参加した豊田合成とエナジーウィズのコメントも紹介した。エナジーウィズは、おまかせ機能によって、使い方に悩まずに活用の幅を広げられる可能性があるとの見方を示した。
【関連サイト】エクサウィザーズ「エクサベース AI、社内の”AI活用二極化”を解消する新機能 「バディエージェント」の提供開始 ~ 複雑なプロンプト不要。AIが段取りから実行まで担い、使うほど個人や組織に最適化~」









