NVIDIAとMeta、AIエージェント「Muse」で協力拡大。NVIDIAはMetaへ30億ドルの出資を計画

NVIDIAとMetaは10月26日、Metaの個人向けAIエージェント「Muse」と、Museシリーズのモデルでの協力を広げると発表した。協力の拡大は推論と学習の性能を高めるためで、NVIDIAはこれに加えて、Metaが行う株式の取引で30億ドル分を取得する計画を示した。
Museは、Metaが9月に北米で先に提供を始め、日本でも10月23日に使えるようになったAIエージェントだ。NVIDIAによると、Museのモデルとエージェントには、NVIDIAの計算基盤が使われている。両社は処理の流れ全体の最適化に共に取り組み、性能を最大限に引き出しつつ総所有コストを改善する考えだ。
両社は、NVIDIAの「NVIDIA OpenShell Reference Architecture」での協力も検討する。検討の対象には、エージェントの安全な展開に使う「NVIDIA OpenShell」や、エージェントの振る舞いを監視する「NVIDIA Sentry」が含まれる。
計算基盤では、Metaが次世代のAIエージェントに向けて、NVIDIAの「Vera Rubin」と「Vera CPU」を含む基盤の導入を広げる方針を示した。Metaは、ネットワークの効率と処理量を支えるため、NVIDIAの「Spectrum-X」のイーサネットと「BlueField-4」も導入する。
NVIDIAは発表の注意書きで、Metaへの出資を計画の段階のものと位置づけ、完了の見込みや完了に必要な条件については、結果が見込みと大きく異なることもありうるとしている。
NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは、AIエージェントを「新しいコンピューティングのパラダイム」と呼び、両社でエージェント向けの計算基盤を全体にわたって最適化すると述べた。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、フロンティアモデルと個人向けエージェントを数十億人に届けるため、NVIDIAとの協力を続ける考えを示した。
【関連サイト】NVIDIA「NVIDIA and Meta to Expand Collaboration on Muse and Muse Family of Models Amid Robust Growth」
【関連サイト】Meta「Meta、パーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始」
画像:Editorial credit: Algi Febri Sugita / Shutterstock.com









