学情の調査、自社の転職サイトを訪れた20代の63.5%が転職活動に生成AIを利用。前年同時期は46.5%

就職・転職情報会社の学情(東京都中央区)は10月13日、20代の転職希望者と企業に生成AIの活用について聞いたアンケートの結果を発表した。生成AIを就職・転職活動で「よく利用している」と答えた人は29.6%、「時々利用している」は33.9%で、合わせて63.5%だった。前年の同じ時期の調査の46.5%と比べ、17.0ポイント高い。
求職者への調査は、同社が運営する20代向けの転職サイト「Re就活」を訪れた人を対象に、8月6日から23日にWeb上で行い、186件の回答を得た。前年の調査も同じサイトの来訪者が対象で、回答は303件だった。全国の企業・団体には8月3日から14日に聞き、281件が答えた。
生成AIの利用者に使い方を複数回答で尋ねると、自己PRの作成・添削が62.7%で最も多く、応募書類などの作成・添削が61.9%、自己分析やキャリアの棚卸しが60.2%と続いた。転職活動で生成AIを使うことの受け止め(複数回答)では、作業の時短や効率化につながるとの回答が59.7%で最多だった。AIの情報や回答の正しさに不安があるとした人は19.4%、企業からマイナスに評価されるのを心配する人は11.8%いた。
転職先を選ぶときに、生成AIなどの最新技術を使える企業かどうかを重視するかを聞くと、「非常に重視」が11.8%、「ある程度重視」が43.0%で、合わせて54.8%が重視すると答えた。前年の調査で重視するとした人は4割ほどだった。
採用選考で企業が自動マッチングや適性診断、チャット面談などに生成AIを使う場合の印象を聞くと、求職者は「特に印象は変わらない」が半数近くで最も多かった。マイナスの印象を持つとの回答は「どちらかと言えば」を含む計29.6%で、好印象の計22.6%を上回った。企業・団体に、求職者がどう受け止めると考えるかを尋ねた設問では、マイナスの印象が計36.3%、好印象が計16.3%だった。同社は、企業が思っているほど求職者はマイナスに受け止めていないとの見方を示した。
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