米国などの開発者調査「State of Devs 2026」、自分のコードの87.5%をAIが生成との回答が21%で最多

State of JSやState of CSSなどの開発者調査を運営するDevographicsは2026年9月28日、「State of Devs 2026」の結果を公開した。回答期間は2026年7月5日〜9月5日で、米国やドイツ、英国などに住む5,463人が答えた。自分が書くコードのうち、AIが生成したものの割合を尋ねた設問(4,846人が回答)では、「87.5%」との回答が21%で最も多く、「75%」が18%で続いた。回答の中央値は63%だった。
割合を「0」と答えた人は9%で、「12.5%」は11%、「25%」は10%だった。結果ページは、ほぼすべてのコードをAIで書く開発者が、単独で最も大きな層になっていると説明する。
勤務先のAIへの姿勢を尋ねた設問(4,625人が回答)では、「AIの利用を奨励しているが、自分の行動は変わらない」が52%、「奨励されているので、本来より多くAIを使っている」が30%、「中立」が14%だった。結果ページは、ノルマやランキングといった施策を強引に進めすぎると、仕事での幸福感や働き手の精神状態に悪影響を及ぼしうると指摘している。
概要の章を執筆したSoftware Stewardship Labの創設ディレクター、Miranda Heathによると、Devographicsが開発者にAIへの見方を尋ねたのは今回が初めてで、好意的な人が49%、否定的な人が42%と見方は大きく分かれた。「AIツールは全体として自分の精神状態に良い影響を与えた」かを尋ねた設問(4,855人が回答)では、そう思うと答えた人は「強くそう思う」を含めて23%にとどまり、「どちらでもない」が32%、「そう思わない」が24%、「まったくそう思わない」が21%だった。
特に懸念するAIのリスクを、上限のある数まで選ぶ設問(4,849人が回答)では、「環境への影響」が55%で最も多く、「雇用の喪失」も55%で続いた。以下、「AIによる粗悪な生成物の氾濫」(47%)、「認知への悪影響」(45%)の順だった。
回答者の居住国は米国が1,051人で最も多く、ドイツ(447人)、英国(313人)の順に多い。開発者としての経験が4年以下の人は9%にとどまり、結果ページは、少なくとも現時点では回答者の大多数がAIの登場前に職業人生を始めた人だとみている。









