在宅介護会社Homage、介護管理ソフト「Esteem AI」をシンガポールの事業者に提供開始。すでに50超の団体が利用
Springl からの転載です。元の記事

シンガポール発祥の在宅介護会社Homageは10月21日、在宅介護や高齢者介護、障害者支援の事業者に向けた介護管理ソフト「Esteem AI」を発売したと発表した。同日からシンガポールの事業者に提供し、その後、世界に広げる。同社は、ソフトに組み込むAIエージェントに介護の訪問ごとに生じる事務を担わせ、シンガポールの高齢化で介護の需要が増すなか、介護の管理担当者が使える時間を増やすことを目指す。
Esteem AIは、利用者の受け付けから勤務表の作成、請求、法令順守の管理までを1つのシステムで扱い、利用者ごとの経過を1つの記録にまとめる。同社はこのソフトの中でAIエージェントの開発を進めており、定型の作業を管理担当者に届く前に処理できるようにする。エージェントは、訪問が終わると介護職員の入力から訪問記録の下書きを作って管理担当者の修正や承認に回し、空いたシフトには技能や場所、利用者と顔なじみかどうかをもとに介護職員を提案するようになる。家族や職員からの定型の質問には記録をもとに答え、判断が要るものは関連する情報を添えて人に回すことも想定する。
同社によると、利用者の介護や職員の予定に影響することは人の承認なしに実行されず、すべての操作が記録に残る。共同創業者のジリアン・ティーCEOは「AIエージェントは作業を準備するが、決定はこれまでどおり介護チームが担う」と述べた。
同社はシンガポール、マレーシア、オーストラリアで介護を提供するなかで事務の負担に直面し、その対策として作ったソフトを自社の介護チームが使ってきた。すでに50を超える介護団体がEsteem AIを利用しており、ソフトは今回、同社の介護サービスと並ぶ独立した事業になった。
利用団体のうち、シンガポールの独立系の慈善団体Home Nursing Foundationは、在宅での身の回りの介護をEsteem AIで運営している。ティーCEOは、ほかの事業者にもソフトを提供する理由として、シンガポールの介護の需要が1つの組織で応えられる規模を超えていることを挙げた。
【プレスリリース】Homage「Homage Launches Esteem AI to Meet Surging Eldercare Demand Across Asia」




