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省エネ型プロセッサのEfficient Computer、9,700万ドル超の調達契約。データセンター向けに拡張へ

Springl からの転載です。元の記事

エネルギー効率を重視したプロセッサを開発するEfficient Computerは2026年9月29日、シリーズBラウンドで9,700万ドルを超える資金調達の契約を結んだとピッツバーグで発表した。評価額は6億5,000万ドルで、累計の調達額は1億7,300万ドルとなる。資金は、量産中のプロセッサ「Electron E1」の先行顧客への出荷と、データセンター級の性能に向けた同社アーキテクチャの拡張に充てる。

ラウンドはTQ Venturesが主導し、Eclipse、Union Square Ventures、Toyota Venturesなどが参加した。Electron E1は、ウェアラブル機器や宇宙・防衛、重要インフラの監視、フィジカルAIと自律動作の分野で顧客の採用が進む。Efficient ComputerはすでにElectron E1の生産を拡大しており、2027年にかけて増産を続ける。

同社によると、「Fabric」と呼ぶ同社のアーキテクチャでは、AIを含む汎用計算のエネルギー消費が10〜100倍改善する(比較の対象は示していない)。データセンター級への拡張では、現在つくられているシステムに対してエネルギー消費で10倍を超える改善を掲げる。小型の機器については、ロボットの自律動作を担う部分で消費電力の大きい組み込みGPUを置き換え、10分の1のエネルギーで動作できるようにする例を挙げた。AIの計算の一部分だけに特化した製品と異なり、CやC++などに対応する汎用性も特徴とする。

同社は背景として、AIを使う機能への需要の伸びに、エネルギーを発電・貯蔵・供給する能力が追いついていないと説明する。根本的な変化がなければ、エネルギーがAIの潜在力を十分に生かすうえで主な障害になるとの見方を示した。

CEO兼共同創業者のBrandon Luciaは「エネルギーがAIとコンピューティングの可能性の制約でなくなるまで止まらない」と述べた。

【プレスリリース】Efficient Computer「Efficient Computer, Taking on AI’s Energy Problem, Announces $97M to Scale its Processors from Physical AI to the Datacenter」