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米WATTER、ホテルに置くAIサーバーの排熱を給湯に利用。ハイアット・リージェンシー・ダラスで商用展開を開始

Springl からの転載です。元の記事

米テキサス州ダラスのWATTERは10月13日、既存の建物の中にAIの計算機器を置き、その排熱で温水をつくる事業の商用展開を始めたと発表した。計画する3か所のうち最初の拠点はハイアット・リージェンシー・ダラスで、すでに稼働している。ホテルはHunt Realtyが所有する。

ホテルでは、AIの計算機器を建物に直接組み込み、サーバーの熱を回収して給湯設備で使う。WATTERが対象とするのは、電力容量に余裕があり、温水の需要が安定した既存の建物だ。同社は、ホテルという業態がこの条件を兼ね備えるため、自社の事業に合うと説明する。

同社によると、AIの需要が急速に伸び、計算能力の拡大が求められるなかでも、その能力をすべて従来のハイパースケールデータセンターに集める必要はない。建物の所有者は給湯の費用を相殺でき、建物に置く設備から新たな収入を得られる可能性もある。WATTERは、顧客にAIの計算能力を提供する。

Hunt EnergyとHunt Oilの社長兼CEO兼会長のハンター・ハントは、分散した計算機器の排熱でボイラーに入る水を予熱する方法で、現地の天然ガスの消費と費用を減らすと述べた。WATTERのジェームズ・ハンコック共同創業者兼CEOは、同ホテルのような建物にはすでに場所、電力容量、熱需要があり、今回の導入はそれらを生かした「初期の実例」だと話した。

WATTERは、2つのグループが所有する200を超えるホテル物件を見込み案件として抱える。同社は2024年に設立され、Hunt Energyのグループに属するHunt Innovative Technologiesからスピンアウトした。

【プレスリリース】WATTER「WATTER Launches Distributed AI Infrastructure Platform for Hotels, Starting with Hyatt Regency Dallas」

画像:Editorial credit: 4kclips / Shutterstock.com